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SixTONES 松村北斗、なにわ男子 道枝駿佑&長尾謙杜…春ドラマ出演でブレイク寸前のジャニーズJr.

リアルサウンド

19/4/15(月) 7:00

次世代担うジャニーズJr.たち

 これまでデビュー組のバックや舞台での活動が主であったジャニーズJr.。しかし2019年1月に表舞台から引退した滝沢秀明が「ジャニーズアイランド」の社長に就任し、彼らのプロデュースを手がけることとなり、YouTube、ISLANDTV、SHOWROOMといったインターネット配信における活動を強化。ジャニーズJr.を取り巻く環境が今大きく変化している。発信コンテンツが多様化したことにより従来のジャニーズファン以外からも注目が集まっているのだ。

 その先駆けとなったのが6人組ユニット・SixTONESだ。日本人初の「YouTubeアーティストプロモ」キャンペーンに抜擢され、滝沢がプロデュースした楽曲「JAPONICA STYLE」のYouTube再生回数は600万回を突破(2019年4月12日時点)の大躍進。また『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)には同じジャニーズJr.のユニット・Snow Manと共に出演し、楽曲を披露するなど勢いは止まらない。加えて3月27日発売の雑誌『anan』で表紙を飾ると完売店が続出し、嵐の櫻井翔、King & Prince以来3度目の重版となったことも記憶に新しい。

 その注目のSixTONESのメンバー松村北斗が4月16日スタートのドラマ『パーフェクトワールド』(フジテレビ系)に出演することが決定した。松坂桃李演じる主人公・鮎川樹の働く設計事務所の社員・渡辺晴人役での出演だ。松村は1995年生まれの23歳。177㎝の高身長と抜群の運動神経の持ち主としても知られている。松村はこれまでも『私立バカレア高校』(日本テレビ系)をはじめ、榮倉奈々主演の『黒の女教師』(TBS系)では準主役、『ぴんとこな』(TBS系)などドラマ出演経験も豊富。Hey! Say! JUMPの知念侑李主演の映画『坂道のアポロン』は自らオーデションを受け松岡星児役に抜擢されるなど演技力も高く評価されている。今回のドラマ『パーフェクトワールド』の役作りについても、松村演じる渡辺晴人は監督から若く見えた方が良いとの要望に一度も染めたことのなかった髪を迷うことなく茶髪に染めるなど意欲を見せている。また、メンバーからは普段は大人しいタイプだが茶髪にしてから口数が増え明るくなったとの報告も。役柄に入り込むため、普段から努力を重ね、撮影に挑んでいるようだ。

SixTONESとなにわ男子、デビューへの足掛かりを掴むのは?

 4月20日スタートのドラマ『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系)も主演の古田新太がミニスカート姿を披露したインパクトのある動画が公開され、早くも話題だ。大躍進中のアイドルグループ・King & Princeの永瀬廉と共に出演することが決まっているのは大注目の関西出身のユニット・なにわ男子の道枝駿佑と長尾謙杜だ。永瀬、道枝、長尾の3人は生徒役で出演。クラスのリーダーで圧倒的な存在感を持つ明智に永瀬、中心人物でありながら複雑な心境を抱える東条を道枝、存在感を消している若林を長尾が演じる。

 なにわ男子のビジュアル担当でもある道枝。憧れの先輩はHey! Say! JUMPの山田涼介で自ら憧れのジャニーズ事務所に履歴書を送り、三度目の応募で見事合格となった。道枝は沢尻エリカが主演し大きな話題となったドラマ『母になる』(日本テレビ系)で、オーデションを経て沢尻の息子役に抜擢。スタート当初こそ若干の硬さは見られたものの、回を重ねるたびに演技に磨きがかかる様子は放送の度に話題となり、幼くして母と離れ離れになり、赤の他人を母と信じて育つものの再び実の母と暮らすことになるという難しい役どころを見事に演じ切ったのは記憶に新しい。

 道枝と同期の長尾は端正な顔立ちで多くのファンから注目されているがそのルックスに似合わず実は毒舌。今回は以前から夢だった「学園ドラマ」への出演が叶い意欲を見せている。関西ジャニーズJr.は春、夏、冬と松竹座で公演を行っており、ライブで歌やダンスを披露するだけでなく、関西らしくお笑いやトークにも挑戦。連日の生の舞台で培った表現力が今回のドラマでどう生かされるのかも楽しみだ。入所当時はぶつかることもあったという道枝と長尾(『NHK少年倶楽部in大阪』の企画「あなたにお手紙書きましょう」にて告白)だが、時を経て今では同じユニットの一員としてお互いを認め合い高めあう良き関係へと成長している。

 ジャニーズのコンサートと違い、ファン以外の多くの人が目にするドラマ出演では知名度はもちろんのこと、次の仕事への大きなチャンスにもつながる。今回のドラマで注目を集められればグループにも大きく貢献できることだろう。映画『少年たち』の出演も果たし、今最もデビューに近いと言われているSixTONESとなにわ男子。すでにアリーナクラスのライブでもチケットが争奪戦になるほどの人気ぶり見せているが、春ドラマをきっかけにさらに大きくブレイクし、デビューへの足掛かりをつかむことを期待したい。

■北村由起
ライター・エディター。出版社勤務、情報誌編集長を経てフリーに。情報誌、webマガジン、ムック等を中心に執筆。ジャニーズウオッチャー。

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