再び紡がれる原爆乙女の物語、On7「その頬、熱線に焼かれ」リバイバル公演開幕
18/7/29(日) 11:54
On7 リバイバル公演「その頬、熱線に焼かれ」プレビュー公演より。
On7「その頬、熱線に焼かれ」のプレビュー公演が、7月27日に東京・亀戸文化センター カメリアホールで行われた。
劇団チョコレートケーキの古川健と日澤雄介がそれぞれ作・演出を手がけ、2015年に初演された本作は、原子爆弾の熱線により顔や体の一部がケロイド状になった、原爆乙女と呼ばれる女性たちを描いた物語。リバイバル公演と銘打たれた今作には、青年座の小暮智美、尾身美詞、安藤瞳、文学座の渋谷はるか、演劇集団円の吉田久美、俳優座の保亜美というOn7メンバーに加え、文学座の下池沙知が出演する。
再演にあたり、演出の日澤は「3年ぶりに作品と向き合い、『その頬、熱線に焼かれ』の強度を改めて感じました。7人の女優の生命力と、当時そうであったであろう彼女たちの精一杯の生き様が重なり、プレビュー公演は素晴らしいものになりました」と手応えを語った。
上演時間は休憩なしの約2時間。8月9日から12日まで東京・東京芸術劇場 シアターウエスト、8月15・16日に広島・JMSアステールプラザ 多目的スタジオにて上演されるほか、北海道公演も予定されている。
日澤雄介コメント
3年ぶりに作品と向き合い、「その頬、熱線に焼かれ」の強度を改めて感じました。7人の女優の生命力と、当時そうであったであろう彼女たちの精一杯の生き様が重なり、プレビュー公演は素晴らしいものになりました。これから作品は、北海道、東京、広島と旅をします。どのような作品に成長していくのか、これから楽しみです。
On7 リバイバル公演「その頬、熱線に焼かれ」
2018年7月27日(金)※プレビュー公演 / 公演終了
東京都 亀戸文化センター カメリアホール
2018年8月9日(木)~12日(日)
東京都 東京芸術劇場 シアターウエスト
2018年8月15日(水)・16日(木)
広島県 JMSアステールプラザ 多目的スタジオ
ほか北海道公演を予定。
作:古川健
演出:日澤雄介
出演:小暮智美、尾身美詞、安藤瞳、渋谷はるか、吉田久美、保亜美 / 下池沙知
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