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グッズも急増中! 『アナと雪の女王2』オラフの魅力に迫る

ぴあ

19/12/30(月) 12:00

『アナと雪の女王2』 (C)2019 Disney. All Rights Reserved.

冬休みシーズンに突入し、様々な場所に出かける人も増えているが、街に出ている広告や雑貨などを売る店などで雪だるまのオラフの姿を見かけた人は多いのではないだろうか? 公開中の映画『アナと雪の女王2』は日本だけでなく全世界で大ヒットを続けており、その人気は衰えることなく動員は増加中。これから映画館に行く人のために詳細は明かさないが、新作でもオラフは重要な役割を果たしている。

オラフは、雪や氷を自在につくりだすことができるエルサがつくりだした雪だるま。かつては寒い場所でしか生きられず、夏にあこがれていたが現在は体内に“パーマフロスト(永久凍土層)”をもつことができ、どんな季節でもどんな温度でも活動できる。

これまでもディズニー作品では愛らしかったり、愉快なキャラクターが登場し観客を笑わせたり、物語に緩急をつける役割を果たしてきたが、オラフはその役目を果たしつつも、最新作ではさらに物語に深くかかわっている。前作では先ほど紹介した通り、熱い時期を体験してみたい想いを歌った『あこがれの夏』がソロ・ナンバーだったが、最新作の『おとなになったら』は劇中の舞台になる“魔法の森”を紹介しつつ、キャラクターの成長を表現する楽曲。オリジナル版の声を務めたジョシュ・ギャッドはコメディだけでなくシリアスな演技でも観客を魅了する名優で、彼の収録時の演技やアドリブがオラフの役を大きく進化させているようだ。

また、アニメーションもオラフは見どころの多いキャラクターだ。彼は魔法の力で動く雪だるまなので、胴体や手足、鼻(人参)がバラバラになってしまってもすぐに元通りになるし、身体の順番が入れ替わっても問題なく行動できる。その結果、アニメーターたちは様々なバリエーションでオラフを動かすことができるようなり、人間のキャラクターでは実現できないようなアニメーションを描きだしている。“アナ雪2”でもオラフの動きは目が離せないほど多種多様で、嵐に巻き込まれてパーツがバラバラになったかと思えば、頭と胴体の順番が入れ替わったまま動いたり、パーツの入れ替えを巧みに駆使して段差を移動したりする。劇中で小さな子どもたちがオラフの腕や鼻で遊ぶ場面は、通常のキャラクターでは実現できない微笑ましいシーンになっている。

オラフは映画だけでなく、パークでのショーやグッズなどでも大人気。都内には一時期、実際にハグできるオラフの立体オブジェも登場。観客を楽しませ、笑わせてくれるキャラクターでありながら、映画の主人公エルサとアナにとってかけがえのない存在で、物語の重要な場面には必ず登場するオラフは“アナ雪”2部作を語る上で欠かすことのできないキャラクター。年末年始も様々な場所でその姿を目にすることになりそうだ。

『アナと雪の女王2』
公開中

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