宝塚雪組『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』宝塚歌劇雪組 ミュージカル
20/2/15(土)
1984年公開の映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』の世界初のミュージカル化で、元日に初日を迎えた宝塚大劇場公演に続き、2月21日からは東京公演が幕を開けます。
脚本・演出を手がけるのが、これまでにも映画を原作にした『カサブランカ』や『オーシャンズ11』を大ヒットさせた小池修一郎と聞くだけでも、気になるところですが、さらにそれを演じるのが、メインキャストの生徒はもちろんのこと、舞台の端にいる最下級生に至るまで、芝居心のあるところを見せてくれる雪組生とあって、いやが上にも期待が膨らむというものです。
特に、5年前の『アル・カポネ-スカーフェイスに秘められた真実-』で、純情だった若者が悪名高きギャングに変貌していく様子を鮮やかに描いてみせたトップの望海風斗が、映画ではロバート・デ・ニーロが演じた、暗黒街でのし上がっていくユダヤ系移民の二世ヌードルスをどう息づかせるのか、興味は尽きません。
トップ娘役の真彩希帆が、ヌードルスの憧れで、ユダヤ系移民から華やかなショービジネス界のスターになるデボラ、2番手スターの彩風咲奈が、ヌードルスの親友でライバルのマックス役を演じるのも注目です。
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