俳優のノーマン・ロイドが106歳で死去、ヒッチコック作品や「ライムライト」に出演
21/5/12(水) 12:33
ノーマン・ロイド(写真提供:David Edwards Image Collect / Newscom / ゼータ イメージ)
俳優のノーマン・ロイドがアメリカ現地時間5月10日に死去したことを、IndieWireなどが報じた。106歳だった。
1914年11月8日にアメリカ・ニュージャージー州ジャージーシティで生まれたロイドは、9歳でニューヨークの舞台に立つ。高校卒業後、ニューヨーク大学に入学するが早々に中退。1935年にはブロードウェイの舞台に立ち始める。その後、オーソン・ウェルズのマーキュリー劇団に立ち上げメンバーとして参加。1942年にアルフレッド・ヒッチコックの監督作「逃走迷路」で悪役を演じて長編映画デビューし、チャールズ・チャップリンの「ライムライト」、ピーター・ウィアーの「いまを生きる」、マーティン・スコセッシの「エイジ・オブ・イノセンス 汚れなき情事」などに出演した。俳優のみならず監督やプロデューサーとしても活躍。2015年の「エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方」では齢100歳にして映画出演を果たした。
(情報提供:IndieWire / VM / ゼータ イメージ)