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ルカ・グァダニーノ「僕らのままで」は環境の“絆創膏”をはがす物語、主演2人が語る

ナタリー

21/4/1(木) 15:00

ジャック・ディラン・グレイザー(左)とジョーダン・クリスティン・シモン(右)のオンラインインタビューより。

ルカ・グァダニーノが監督したHBOドラマ「僕らのままで/WE ARE WHO WE ARE」に出演しているジャック・ディラン・グレイザーとジョーダン・クリスティン・シモンのインタビューが行われた。

本作は、イタリア・キオッジャの米軍基地の近くで暮らす少年少女を軸にした青春群像劇。多感な時期を迎えたティーンエイジャーの姿を通して、基地での日常とアイデンティティの探求、家族との関わりを描く。

「シャザム!」で知られるグレイザーは、米ニューヨークからイタリアにやって来たフレイザーを演じた。初主演の感想を聞いてみると「自分が主演だとは思っていなかった」と意外な反応。「僕なのか、ジョーダンなのか、クロエ(・セヴィニー)なのか……まあ、 誰にせよ最高だったよ」と語る。撮影期間中は役作りのためにプレイリストを作っていたそうで「そこにクラウス・ノミやフランク・オーシャン、カニエ・ウェストとか、フレイザーが実際に聴いてる音楽を入れてたんだ」と振り返った。

フレイザーと友情を育むケイトリンを演じたシモンは、本作で演技に初挑戦。出演のきっかけは、母親が出演者募集のWebサイトを見つけたことだったそう。モデルとして活動していたシモンにとって、HBO作品での俳優デビューは驚きだった。「大学生が作る短編のような小さな作品をイメージしていたから、まさかHBOだとは思っていなくて(笑)。これが最初の作品で、ケイトリンという大事な役だったのもクール。人間としても私を形作ってくれたし、この業界で仕事を続けるきっかけにもなった」と語る。

劇中では米軍基地という特殊な環境が2人の成長に影響を及ぼす描写も。特に軍人の父親から息子のように育てられ、時に少年のような格好で街に出るケイトリンは、ジェンダーアイデンティティに関する自問を重ねていく。シモンは「父親はより男性的なものを娘に求めてる。ケイトリン本人が女性らしい行動を望むかもしれないところでも。舞台が基地というのはとても重要」とコメント。グレイザーも「この環境は、登場人物たちの心情のメタファーなんだ。大人たちもまた、社会からの期待にとらわれてる。僕や彼らは慣れ切った(環境の)絆創膏を少しずつはがすようにして、自分のことを発見していく。人は詰まるところ“We Are Who We Are(その人以外の何者でもない)”だからね」と明かした。

「僕らのままで/WE ARE WHO WE ARE」の最終回である第8話は、4月8日より配信。

僕らのままで/WE ARE WHO WE ARE

Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」 毎週木曜更新
※第7話まで配信中
BS10 スターチャンネル 2021年5月5日(水・祝)放送スタート 毎週水曜 23:00~ほか
※第1話は無料放送

Photo by Yannis Drakoulidis (c) 2020 Wildside Srl - Sky Italia - Small Forward Productions Srl

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