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虹のコンキスタドール新メンバーオーディションで輝いたファイナリスト5人の個性と涙

ナタリー

「トライアングル・ドリーマー」を披露する隈本茉莉奈、大塚望由、鶴見萌と虹コンオーディションのファイナリスト。

虹のコンキスタドールの新メンバーを決定する「『虹コンオーディション 2021 ファイナル』ステージ審査 第3回」が本日7月3日に東京・TSUTAYA O-nestで行われた。

オーディションは昨年末に募集がスタートし、およそ半年にわたって審査が進められてきた。その過程でファイナリストに選ばれた石原愛梨沙、猪俣カハラ、香坂光海、小林由奈、斎藤舞は約3カ月間にわたりダンスと歌を練習し、月毎に設けられる課題に挑戦してその成果を定期的に発表。「ダンスと歌のスキル」「活動への取り組み方」「タレントとしての適性」「虹コンメンバーとしての適正」という視点から成長の過程を見て総合的に審査が行われた。

最後の審査となった本日のイベントでは虹コンメンバーの大塚望由、隈本茉莉奈、鶴見萌が司会を、プロデューサーのもふくちゃん、振り付けのYumiko先生が審査員を務める中、ファイナリストたちがステージで生のパフォーマンスを披露。まずはダンスの審査が行われ、5人は指定課題曲である虹コンの最新の夏曲「世界の中心で虹を叫んだサマー」を全員で踊る。歌の審査では1人ずつ順番に「世界の中心で虹を叫んだサマー」をワンコーラス歌い、初々しくもひたむきな姿で観る者の心を惹きつけた。続いて行われたのは、ファイナリストが自ら選んだ楽曲をフルコーラスで歌って踊る自由課題曲の審査。メンバーが12人もいる虹コンの楽曲を1人でパフォーマンスするのは簡単なことではないが、石原は「THE☆有頂天サマー!!」、猪俣は「愛をこころにサマーと数えよ」、香坂は「THE☆有頂天サマー!!」、小林は「週刊少年少女アイドル」、斎藤は「Luv♡Unbalance」を全力でパフォーマンスし、自身の個性やスキルを精一杯アピールした。

すべての審査が終わったところで、審査員の2人は審議タイムに入る。その間は大塚、隈本、鶴見が「Love makes me run」をパフォーマンスしたほか、ファイナリストとともに虹コンの代表曲「トライアングル・ドリーマー」を披露して観客を楽しませた。そして会場が緊張感で満たされる中、いよいよ審査結果の発表の時間に。鶴見の口から石原が虹コンの新メンバーに決定したことが告げられると、客席からは温かい祝福の拍手が送られた。

審査員はファイナリスト1人ひとりに丁寧に言葉を贈り、最後に石原を新メンバーに選んだ理由を述べる。Yumiko先生は「お仕事を細部まで丁寧にしようとする姿勢がいいなというのが大きな理由です。振りの動画を観ていても、細かくコピーするのも大事なことなんですけど、その向こう側に想像力を膨らませて解析して、丁寧にそこに寄せていく作業は上手に踊るのとは別の能力で。そこの正確さがあるなと思いました。もう1つは、この3カ月間で表情がちょっと変わってきたんですよ。表情についていろんなアドバイスをしたと思うんですけど、それに対して自分なりの解釈で、ときには質問を投げてきて、1歩ずつ前に進んでいくのが見えたなと。このあとの成長を期待できるというのが合格の理由かなと思います」と語り、もふくちゃんは「半年くらいがんばって育てたらすごいボーカリストになりそうなくらい伸びが見えたのが楽しみなところでした。あとは、アイドルに大事な透明感、フレッシュさ。そういう要素はなかなコントロールできないものだけど、それを持っているのは大きな武器になるかなと思っています。これから先すごく期待しています」とエールを送った。

審査員の言葉を真剣な表情で受け止めた5人は、涙を交えながらオーディションを終えた心境をコメント。惜しくも落選してしまったほかのファイナリストたちからも祝福を受けた石原は感極まった表情を浮かべつつ、「合格という言葉をいただいて、自分でも驚きが隠せないです。ダンスもほぼ初心者で、ファイナリストのみんなはすごいできていたから、けっこう不安があったんですけど、皆さんがいたからここまで来れたと思うし、ファイナリストのみんなも支えてくれたから素敵な虹コンさんのメンバーになれたと思っています。賛否両論もあると思いますが、虹コンのメンバーに選ばれてよかったと思われるように成長していくので、よろしくお願いします」と意気込みを語った。

今後、石原は8月末を目標に本格的に稼働をスタートさせる予定。

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