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小澤征悦&梶裕貴、『キングスマン:ファースト・エージェント』日本語吹替版キャストに決定

リアルサウンド

20/8/14(金) 4:00

 9月25日より公開となる『キングスマン:ファースト・エージェント』の日本語吹替版声優として、小澤征悦、梶裕貴らの出演が決定した。

 表の顔は高貴なる英国紳士、裏の顔は世界最強のスパイ組織“キングスマン”。タロン・エジャトンとコリン・ファースが演じるスパイエージェントの活躍を描いたシリーズ1作目の『キングスマン』は、全世界興行収入455億円を記録。その続編となる『キングスマン:ゴールデン・サークル』も、世界的大ヒットとなった。そんな『キングスマン』シリーズの最新作で、前日譚となる本作は、歴史の裏に隠された秘密結社の誕生秘話を描く。世界大戦勃発の危機の中、一人の男が“高貴なる義務”のために立ち上がる。

 監督は、過去2作品に引き続きマシュー・ヴォーンが続投。一方、キャストは一新され、『ハリーポッター』シリーズのレイフ・ファインズ、『マレフィセント2』のハリス・ディキンソンらが出演する。

 “キングスマン”創設に関わる高貴なる英国紳士オックスフォード公の吹き替えには、映画、ドラマ、舞台など多方面で活躍を見せる俳優の小澤征悦が抜擢。オックスフォード公の息子で、正義に燃える若き紳士コンラッド役には、話題作の主演が続く人気声優の梶裕貴が決定した。

 小澤が吹き替えを務めるオックスフォード公は、戦争で平和は実現しないと考えるイギリスの名門貴族。愛する息子コンラッドが戦地へ赴こうとすることを強く諫めるが、自身は自らの諜報網や戦闘力を駆使して人知れず闇の狂団と戦う。スパイ組織“キングスマン”の礎を築き、やがて、危険から遠ざけたかった息子もその世界へ誘うことになるという、複雑なキャラクターだ。俳優として活躍する小澤は、米国ドラマ『クリミナル・マインド 国際捜査班』に出演した際に自身の吹き替えも担当しているが、ハリウッド映画の吹き替えは初挑戦となる。声優決定を受けて小澤は、「このような大作の主人公役に参加させていただき、とても嬉しく思います。喜びと同時に大きなプレッシャーを感じながらも、気合いを入れて臨ませていただきました」と喜びのコメントを寄せた。

 そして、主人公オックスフォード公の息子コンラッドの吹き替えを担当するのは、『進撃の巨人』のエレン・イェーガー役をはじめ、『七つの大罪』のメリオダス役、『僕のヒーローアカデミア』の轟焦凍役など、話題作のキャラクターを数多く演じ、さらにはWOWOWオリジナルドラマ『ぴぷる~AIと結婚生活はじめました~』では実写連続ドラマ初主演を飾るなど、声優だけにとどまらない活躍を見せる梶裕貴。コンラッドは、幼き頃に母を亡くし、父と執事たちに愛情をこめて育てられた。国を憂い、戦地に行くことが自分の使命と信じる正義感にあふれた青年だが、父オックスフォード公は彼を愛するがゆえに反対。そんな父に反発しながらも、共に“キングスマン”への道を歩むという役どころ。梶はこれまでも、内なる闘志を秘めた正義感の強いキャラクターを多く演じてきており、今作での起用につながった。役柄に対して梶は「コンラッドは、真っ直ぐな信念を持った熱い青年です。どこか危うさすら感じさせるその正義感から、父・オックスフォードとは対立してばかり。葛藤する若者の心を丁寧に演じさせていただきました。是非ご覧ください!」と意気込みを語っている。

 また、主人公オックスフォード公を取り巻く主要キャラクターたちの吹替版キャストも決定。オックスフォード公とは主従の関係にありながらも友情関係にあり、マナーもバトルも超一流の執事ショーラ役を乃村健次、オックスフォード家に仕えるコンラッドの子守役でありながら、実質的には家の主人的な発言力と存在感を放つ、一流の射撃の腕を持つハウスキーパーポリー・ワトキンズ役を園崎未恵、コンラッドが戦場で出会う若き兵士アーチー役を櫻井孝宏が担当する。そして、ロシア皇帝の家族にまで入り込み、戦争遂行の実権を握るほどの影響力と人智を超えた戦闘能力を兼ね備え、謎の狂団からロシアに送り込まれた刺客グリゴリー・ラスプーチン役に、声優として様々なハリウッドスターの吹き替えや、アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』の雑賀譲二役、『進撃の巨人』のケニー・アッカーマン役で知られ、俳優としてもNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で戦国大名・三好長慶を演じるなど、多岐に渡る活躍を見せている山路和弘が決定した。

コメント

小澤征悦

このような大作の主人公役に参加させていただき、とても嬉しく思います。喜びと同時に大きなプレッシャーを感じながらも、気合いを入れて臨ませていただきました。チャーミングで、紳士的でいて、しかも強い。どんな難局に直面しても、力だけでなくウィットで超えていこうとする魅力的なキャラクター・オックスフォード公。そんな彼を演じるレイフ・ファインズさんのお芝居の呼吸を見ながら、演じさせていただきました。超過激なアクションと壮大な物語。そしてオックスフォード公の英国紳士的なチャーミングさなどなど、魅力満載の作品です。ぜひご期待ください。

梶裕貴

新たな時代のスパイ映画として、鮮烈な印象を残した『キングスマン』シリーズ。そんな組織の誕生秘話を描いた最新作に、このたび出演させていただけることになり、非常に光栄に思っています。コンラッドは、真っ直ぐな信念を持った熱い青年です。どこか危うさすら感じさせるその正義感から、父・オックスフォード公とは対立してばかり。葛藤する若者の心を丁寧に演じさせていただきました。是非ご覧ください!

山路和弘

今回『キングスマン』シリーズに参加出来たことを光栄に思います。演じたのはロシアの怪僧、ラスプーチン。青酸カリを盛っても、銃で撃っても死ななかったという。帝政ロシア、ロマノフ朝時代の実在人物。顔がまた凄い。久々のド悪役。ここまでハッキリしてる敵キャラは、いっそ気持ちいい。エピソード通りシリーズ最強の敵という立ち位置とのことでカモン、ラスボス! と臨みました。演じた感想はええっ……そんな……まさか……の繰り返し。これ以上は言えません。気になった方、是非観てください。

■公開情報
『キングスマン:ファースト・エージェント』
9月25日(金)全国公開
監督:マシュー・ヴォーン
出演:レイフ・ファインズ、ハリス・ディキンソン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(c)2020 20th Century Studios. All Rights Reserved.

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