アキラ100%こと大橋彰の初主演映画「達人 THE MASTER」が2021年公開予定であることが明らかに。本日11月9日にクランクインした。

記憶を取り戻そうと奮闘する謎の男・達人を主人公とした本作は、「何かの達人だった気がする」という一言をきっかけに始まるハートフルコメディ。達人が記憶を取り戻したとき、衝撃的な事実が明らかになる。達人役で大橋、心優しい達人に惹かれていくヒロイン・静子役で安倍萌生が出演。宮本真希が、静子の叔父・真一と秘密の関係を持ち葛藤する家政婦・奈津に扮する。そのほか森下能幸、榊英雄、山口森広、織田あいか、中山祐太、秋山勇次、井浦新も共演に名を連ねた。原案・監督は「ゆらり」「こはく」の横尾初喜が担当。脚本は森ハヤシと横尾が執筆した。

撮影は本日11月9日から15日にかけて神奈川・鎌倉市を中心に行われる。また全国各地のミニシアターでの上映数を増やすことを目指したクラウドファンディングも実施中だ。劇中の小道具が手に入るコースや、監督・スタッフとともに完成披露試写会に参加できるコースなどが用意されている。

横尾は「『映画にできること』『エンターテインメントにできること』を考える日々の中で、“家族が、仲間が、皆さまが、少しでも笑って明日を迎えられる作品を作りたい” “今までお世話になった映画館の皆さんにこの作品を持って舞台挨拶へまわりたい”そう強く考えるようになりました」と制作経緯を説明。「ゆらり」「こはく」に続いて横尾組に参加した大橋は「監督がずっと温めていた作品。さらに主演をやらせていただくということで今まで以上に気合いを入れて挑みたいです」とつづった。

横尾初喜 コメント

コロナの緊急事態宣言が発令され約6ヶ月。この半年で、世界の日常が一変しました。
自分も予定していた映画を諦めざるを得なくなり、ドラマの延期も余儀なくされました。

「映画にできること」「エンターテインメントにできること」を考える日々の中で、
“家族が、仲間が、皆さまが、少しでも笑って明日を迎えられる作品を作りたい”
“今までお世話になった映画館の皆さんにこの作品を持って舞台挨拶へまわりたい”
そう強く考えるようになりました。

プロデューサーと打ち合わせを進め、自身が10年以上前から温めていた作品を作ることに決め、この想いに賛同してくださったキャスト、スタッフが集まりました。

11月上旬に撮影。2021年春～夏の公開を目指します。

今までお世話になった全国の映画館へキャストと共に行脚させていただくことで、微力ながら皆さんへの恩返しになればと思っています。

大橋彰（アキラ100%）コメント

横尾監督と映画でご一緒させてもらうのは「ゆらり」「こはく」に続き3作品目。
とにかく現場の雰囲気が楽しいので、今回も楽しみです。
また今作は監督がずっと温めていた作品。さらに主演をやらせていただくということで今まで以上に気合いを入れて挑みたいです。
皆さんに素敵な作品を届けられるよう全力を尽くしたいと思います。