「NO ノー」「ジャッキー／ファーストレディ 最後の使命」で知られる映画監督パブロ・ララインの新作「Ema」が、「エマ、愛の罠」の邦題で10月2日より東京・新宿シネマカリテほかで公開される。

ある事件をきっかけに、心のよりどころを失ったダンサーのエマを主人公とした本作。振付師の夫との結婚生活が破綻した彼女は、その妖しい魅力で実直な消防士と彼の妻を虜にする。エマの不可解なまでに奔放な行動の裏には、ある衝撃的な秘密が隠されていた。

エマに扮するのは、顔合わせしてわずか10分後にララインが主演をオファーしたという新星マリアーナ・ディ・ジローラモ。劇中では中南米発祥の音楽レゲトンに合わせたダンスを披露している。「天国の口、終りの楽園。」「モーターサイクル・ダイアリーズ」のガエル・ガルシア・ベルナルが夫のガストンを演じた。

※「エマ、愛の罠」はR15+指定作品

※記事初出時、一部事実と異なる内容がありました。お詫びして訂正します。

(c)Fabula, Santiago de Chile, 2019