ステージで輝くアーティストたちの舞台裏での“素”の姿を見せてもらう、ステージナタリーのファッションコラム「ケイコレ」。この連載では、本番に向けて稽古に励む俳優たちが、自身の稽古着姿を数日間にわたって披露する。

第71回には、1月15日に開幕を控えるミュージカル「ヴェラキッカ」の稽古に励む古屋敬多が登場する。古屋はダンスボーカルユニット・Leadのメンバーとして14歳でデビュー後、映像や舞台に出演。近年は「プリシラ」「マドモアゼル・モーツァルト」などのミュージカル作品で活躍し、キレのあるダンスと歌唱力で観る者を魅了している。「ヴェラキッカ」では、美弥るりか扮する主人公のノラ・ヴェラキッカの異母弟、カイ・ヴェラキッカを演じる古屋。彼が3日間の、シンプルな中にもセンスを感じさせる稽古着を披露してくれた。

Day1

歌や芝居の稽古のときはあまり目立たない色を選びがち。

Day2

見てわかると思いますが、僕はadidasが好きなんです！ 3本ラインがあるだけで見栄えが良くて足も長く見える？と思っています！ あと踊るときは、キャップは絶対。かぶるだけで精神的にダンサースイッチが入ります。

Day3

大好きなadidasのセットアップ ^ ^

ファンの方に頂いたもので、大変愛用しております。インナーのTシャツは自分のグループのオリジナルグッズです！ 全身が愛で包まれてます♪

稽古着におけるこだわりは？

とにかくシンプルかつ動きやすさ！

「稽古着おしゃれだな！」と思う共演者は誰ですか？

皆さんおしゃれなので名前をあげるのが難しいですが、個人的には平野綾さん。毎日違う種類のセットアップを着ていますし一体、セットアップだけで何着持っているのか密かに気になってます。

いつか手にしたい憧れの稽古アイテムは？

ヨガマット、マッサージガン。

舞台をやられている方は持っている方が多いイメージですね！

自分はあまり物を持ち歩かないタイプなので（失くし物が多いから）ケアグッズを持っていないのですが、マッサージガンはよく共演者から拝借して、疲れを癒やしております。

ミュージカル「ヴェラキッカ」で特に注目してほしいのはどんなところ？

一見平和に見えるけれど、その裏には常に疑惑が渦巻いているような不気味さにゾクゾクしてほしいです！ 何回観ても違う楽しみ方ができるので2回以上はご覧ください。

トランプシリーズに初参加の身ですが全魂を込めて演じさせていだだきます！

プロフィール

1988年、福岡県生まれ。Leadとして2014年にシングル「真夏のMagic」でデビュー。舞台「新・日ノ丸レストラン」で初主演。これまでの出演作に舞台「SUPERLOSERZ SAVE THE EARTH 負け犬は世界を救う」、ミュージカル「プリシラ」、舞台「私のホストちゃんREBORN～絶唱！大阪ミナミ編～」、ミュージカル「マドモアゼル・モーツァルト」など。

※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。