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CARRY LOOSE(撮影:東虎二)

CARRY LOOSE、決意に満ちた初ワンマン「ゆるくはこんでください」大盛況

ナタリー

19/11/5(火) 18:59

CARRY LOOSEが昨日11月4日に東京・GARRET udagawaで自身初のワンマンライブ「ゆるくはこんでください」を開催した。

11月2~3日にBiSとのグループ対抗駅伝「BiS vs CARRY LOOSE対抗駅伝」で渋谷~熱海往復200kmを走破し、勝利を収めたばかりのCARRY LOOSE。彼女たちにとって初のワンマンライブはチケットが完売となったため、会場に足を運べないファンはニコニコ生放送でのライブ生中継を見届けた。また開演前にはWACK代表の渡辺淳之介が登場し、初ワンマン開催にあたり股間から出した紙を広げて「CARRY LOOSE 3カ条」を読み上げた。「その1、CARRY LOOSEの総称は”配達員”。その2、ライブ中の写真撮影OKで動画撮影と録音は禁止。その3、ダイブ、リフト、サーフ、脱衣等の危険行為は禁止」と説明し、「ゆるーくやっていくから」と言い残してステージをあとにした。

CARRY LOOSEは「ANYBODY」でライブの口火を切り、パン・ルナリーフィ、YUiNA EMPiRE、ウルウ・ル、ユメカ・ナウカナ?が拳を突き上げて力強い歌声を聴かせる。青春パンクを彷彿とさせる「CHEER SONG」では、メンバーが肩を組んで歌えば、配達員同士も肩を組んで体を揺らして一体感のあるライブを楽しんだ。ユメカ作詞による軽快なナンバー「たんたかたんたんたん」を軽やかに歌い踊ったあと、4人それぞれが短く自己紹介。その後、名刺代わりのナンバー「CARRY LOOSE」を熱唱し、「WEATHERCOCK」では作詞を手がけたウルウ・ルをはじめ、メンバーがエモーショナルな歌声を響かせ、切なげな表情と振り付けで観客を魅了した。

ライブ中盤、CARRY LOOSEはアッパーチューン「RAKUEN」で場内の熱気を高め、「ツメも君も」をたおやかに歌い上げる。「ERASE and REWRITE」では勢いのあるバンドサウンドに乗せて、大きく頭を振ったり、大きく両手を広げたりとダイナミックな踊りを見せてフロアの興奮を誘った。さらに4人はストリングスを取り入れた壮大なバンドサウンドの「When we wish upon a star」を全力で届けてから、MCで1人ひとりが思いを語った。

まずオーディションに合格してCARRY LOOSEに加入したユメカは「私は歌うこと踊ること、人を楽しませることが大好きで、アイドルになるのがずっと夢でした。1度夢を叶えたもののそのグループは解散してしまって、前が真っ暗になってどうしたらいいかわからなくなってしまいました。アイドルになりたくて1人で考えてたんですけど、自分の個性を生かせる場所がうまく見つけられなくて途方にくれてたんです。そしたら大好きだったWACKが新しいグループを作ると知って、これしかないと思って次の日に急いで写真を撮りに行って応募しました」と涙ながらに話し、「合格できて本当にうれしくて渡辺さんには感謝しかなくて、アイドルとして命をいただけたことと、素敵な名前をいただけたことを誇りに思っています。今ステージに立っていること、歌って踊れていること、みんなの顔を観られていること、本当に幸せでいっぱいです。この幸せな気持ちとたくさんの人への感謝を忘れずに一生懸命走っていきたいと思います。私のように夢を失って周りが見えなくなったり、真っ暗でどうしたらいいかわからくて死にたくなっている人が、CARRY LOOSEの曲を聞いてもう1度歩き始めてみようとか、生きようって思ってくれるような人になりたいです。勇気付けられるのも宇宙一、元気にできる、幸せにできるのも宇宙一のアイドルに……CARRY LOOSEはなります! 途切れた夢の続きを取り戻しに来ました! CARRY LOOSEのユメカ・ナウカナ?をこれからもよろしくお願いします!」と力強く宣言し、喝采を浴びた。

続いて第2期BiSメンバーだったパンは、「私は第2期BiSから今日まで、自分で自分を殺しに来ました。BiSのときに間違いに怯えたり、人に甘えて、BiSに本気でぶつかることができませんでした。それがBiSの解散だと私は思っています。でもそれから毎日毎秒ずっとずっと後悔し続けて……」と声を詰まらせるも、「後悔したって戻るわけもなくて、後悔をし続けてもただ消えていなくなっていくだけで。だから私はCARRY LOOSEで何も後悔するようなことなく1つひとつみんなに信じてもらえるように死ぬ気でぶつかると決めました」と強い思いをファンに伝えた。また「昨日までCARRY LOOSEのために死ぬ気で走ってくれた、支えてくれたスタッフさん、応援してくれた皆さん、そしてCARRY LOOSEのメンバーが一緒に戦ってくれてとてもたくさんの愛を感じることができました」と前日まで2日間にわたって行われた駅伝を振り返りつつ、「そんなかけがいのない人たちを裏切るようなことはしないと決めました。絶対に幸せにするし、絶対に大きな道に連れて行くと約束します! これから始まるCARRY LOOSEをどうぞよろしくお願いします!」と思いの丈を述べた。

ウルウ・ルは「私は1年ほど前にWAggというグループに入って活動してきました。メンバー同士とうまくいかない時期もあったんですけど、全員で『どうやったらいいライブを作れるんだろうね』って、細かく話し合うようになって。そこでみんなの本当の気持ちとか、意思とかを知ることができて、文字通り本当の仲間になれたと感じました」と、夏まで在籍していたWACKの育成プロジェクト・WAggでの経験を振り返る。「私はWAggでの活動とCARRY LOOSEの準備が並行していた時期に作詞のことで悩んでいて。私のことをWAggのみんなはよく知っていてくれていて、元気がないのとかすぐわかるので『大丈夫?』とか『楽に考えてやるといいよ』とたくさん言ってくれて。そのおかげで私は難しく考えず、思ったままの飾らない言葉を歌詞にすることができました。私は今はCARRY LOOSEになってWAggではないんですけど、WAggのみんなは大切な大切な仲間です。そして私はCARRY LOOSEのメンバーとしてここに立っていて、ときに損するんじゃないかと思うくらい優しくて、思いやりのある3人を自分のことのように大切に思って、WAggのときのようにたまにケンカしたり言い合ったりしても、そうして仲間になっていくものだと思うので、この3人とも日々、切磋琢磨して大切な強い仲間になっていきます。今日がすごくいい日だったなと思って帰ってくれたらうれしいです。みんなが笑顔になれて楽しくて最高な空間をこのCARRY LOOSEの素晴らしい音楽で作っていきたいと思っています。これからもCARRY LOOSEのことをよろしくお願いします」と話した。

最後にYUiNAは「私はCARRY LOOSEに加入する前、EMPiREとBiSで活動させていただきました。2つのグループを経験して、これからは今までの情けなかった私自身を変えて、メンバーにもスタッフさんにもお客さんにもためらわずにぶつかっていきたいと思っています」と決意を新たにし、「みんなと一緒にさまざまな景色を見たいです。これからもCARRY LOOSEをよろしくお願いします」とコメントした。1人ひとりが素直な思いをさらけ出した熱いMCに続いて、4人は前向きなメッセージが込められた「戻らないように」を披露し、「pretender」「Deep thorns」を熱唱。そしてデビューアルバム「CARRY LOOSE」の1曲目を飾る「やさしい世界」をラストに歌い踊った。

アンコールではまずユメカが「2月11日にCARRY LOOSE、1stシングルを発売します!」と発表し、「ゆるーくはこんでいきますので皆さん、ようご期待くださいませー」と歓喜するファンの期待を煽った。CARRY LOOSEはライブ本編でも披露した「CARRY LOOSE」を再びパフォーマンスし、初のワンマンライブを大盛況のうちに終えた。

CARRY LOOSE「ゆるくはこんでください」2019年11月4日 東京都 GARRET udagawa セットリスト

01. ANYBODY
02. CHEER SONG
03. たんたかたんたんたん
04. CARRY LOOSE
05. WEATHERCOCK
06. RAKUEN
07. ツメも君も
08. ERASE and REWRITE
09. When we wish upon a star
10. 戻らないように
11. pretender
12. Deep thorns
13. やさしい世界
<アンコール>
14. CARRY LOOSE

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