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DEEP SQUAD 宇原雄飛、温かく寄り添う柔らかなボーカル ダンスやトラックメイクにも挑戦していく誠実な姿勢

リアルサウンド

21/2/8(月) 6:00

 TAKA、YUICHIRO、KEISEIから成る3人組ボーカル&コーラスグループ、DEEP。2019年に10周年を迎えた彼らが、オーディション『DEEP VOCALIST AUDITION~FINAL STAGE~』を勝ち抜いた宇原雄飛、杉山亮司、比嘉涼樹と共に、ボーカリストによるエンタテインメント集団「DEEP SQUAD」を結成した。DEEP SQUADは、従来のDEEPの形を継承しつつ、新たに加わったメンバーとの組み合わせでさまざまなボーカル表現を行うプロジェクト。グループ結成からちょうど1年が経った2020年7月22日には、シングル『Get With You』でメジャーデビューも果たし、2021年はさらなる活躍が期待されている。そこで本稿では、DEEP SQUADのメンバーを1人ずつフィーチャー。第6回目は新メンバーの宇原雄飛について、グループの歴史と絡めながら紹介していく。

 メンバー最年少の宇原雄飛は、2001年3月16日生まれで大阪府出身。子どもの頃はサッカー少年で、「リレーはアンカーじゃないと走らない」と言っていたほど目立ちたがり屋だったという彼は、EXILEや三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE(以下、三代目JSB)を聴きながら育った、生粋のJr.EXILE。今市隆二(三代目JSB)がパーソナリティを務めるラジオ『SPARK』にゲスト出演した際に、今市の大ファンだと明かしている。そして、中学生で歌に目覚めると、憧れの人の背中を追うようにEXPG大阪校に入校。現FANTASTICS from EXILE TRIBE(以下、FANTASTICS)の中島颯太はEXPG時代から仲の良い先輩であり、2017年にFANTASTICSのボーカルを求めて『EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 5 ~夢を持った若者達へ~』が開催されると、中島やDEEP SQUADの比嘉と同様に、高校生の宇原も挑戦している。

DEEP SQUAD – TAKA 宇原雄飛 【マルとバツ】

 その後は高校に通いながらEXPG内でユニット活動をしていたようだが、2019年2月にDEEP(TAKA、YUICHIRO、KEISEI)が『DEEP VOCALIST AUDITION』の開催を発表すると、デビューを夢見て再び挑戦することに。同年4月にスタートした1次審査には、高校を卒業したばかりのフレッシュな宇原の姿があった。ちなみに、DEEP SQUADの最新曲「AMAZING DAYS」は「AMAZING COFFEE × ローソンMACHI café」のイメージソングとして制作された楽曲だが、宇原はEXPG生時代にAMAZING COFFEEでバイトしていた経験を持つ。さらに、オーディション真っ最中の2019年6月には、EXPG STUDIO OSAKA初のラジオ冠番組『EXPG RADIO OSAKA』のパーソナリティに就任。ラジオパーソナリティの相方であり、『DEEP VOCALIST AUDITION』にも応募していた佐藤來良(元『PRODUCE 101 JAPAN』練習生、現BUGVEL)とは、進む道は違っても、同じボーカリストとしてお互いの夢を応援し続ける関係性のようだ。

AMAZING DAYS (DEEP SQUAD meets EXILE TETSUYA)ドキュメントミュージックビデオ

 では、ここで改めて『DEEP VOCALIST AUDITION』について説明しよう。『DEEP VOCALIST AUDITION』とは、10年間セルフプロデュースで活動してきたDEEPが、新たなメンバーを求めて開催した初のオーディション。2018年に長年DEEPを支えてきたRYOが脱退し、3人組コーラス・ボーカルグループとなったTAKA、YUICHIRO、KEISEIにとって、「これからのDEEPの未来を想像できるか」が新メンバーを選ぶ決め手となっていた。とはいえ、年齢・性別不問で行われた同オーディションには、約12000人の応募があり、DEEPの未来は広がるばかり。その中から絞り込まれたファイナリストは、オリジナルメンバーが「ファイナリストは全員良かった」と語るほど、パフォーマンスも人柄もお墨付きの7人で、もはや誰がメンバーになってもおかしくない緊張感が漂っていた。

 そして迎えた2019年7月22日、最終審査の地・マイナビBLITZ赤坂にて、DEEP SQUADの新メンバーとして真っ先に名前を呼ばれたのが宇原雄飛だった。三次審査後のインタビューでは「自分では納得はあんまりいっていないんですけど、全力を尽くしました」、メンバーに選出された後のインタビューでも「審査されてると思いながら歌うのは難しくて。練習でできていたことができなかったり、ステージで歌うのとは違った緊張感でした」(引用:DEEP SQUAD、初インタビュー メンバー6人で目指す、新しい歌のエンタテインメントとは?)と語っていた宇原だが、彼を選んだオリジナルメンバーのKEISEIは、「彼ら3人は、自分をさらに跳ねさせる見せ方を知らず知らずのうちにやってるんです。そういうものを最初から持ち合わせていたので、ステージ上に立つべき人間として生まれてきた3人だなって」と、そのステージングを称賛。現状に満足せずに努力し続けるストイックな性格と、自然体ながらも貫禄のあるボーカルスタイルが、メジャーデビュー前から宇原が大物になることを予感させていた。

合宿・最終審査に参加するファイナリスト7名をご紹介『ROAD TO D 夢への軌跡 #11』

 そして、グループ結成からちょうど1年が経った2020年7月22日に、オーディションの課題曲であり、オリジナルメンバーが作詞した「Get With You」で念願のメジャーデビュー。1年の間にオリジナルメンバーからたくさんのことを学んだのだろう。三次審査で「Get With You」を歌っていた頃と比べると、確実にスキルアップしている。そんな“成長期真っ只中”の宇原が、オリジナルメンバーが「家族のような存在の皆さんと過ごしてきた歴史や絆も、新メンバー3人に引き継いでほしい」(引用:変幻自在のボーカリスト集団・DEEP SQUADが語る、デビューシングル『Get With You』に込めた想い)という想いで制作した「Get With You」を歌う姿は、まさに“NEW STORY”の幕開けを象徴している。

DEEP SQUAD “Get With You”ミュージックビデオ

 変幻自在のエンタテインメント集団・DEEP SQUADは、コーラスグループでありながら、全員が実力派ボーカリスト。そのため、一人ひとりの歌声も個性が際立っており、その声で歌い繋ぐように主旋律を歌っていくのが、彼らの特徴となっている。また、『ハモリ倶楽部』(CLの動画コンテンツ)で行った声質分析によると、新メンバーの声質がそれぞれオリジナルメンバーと近いそうで、ハーモニーの相性もバッチリとのこと。特に宇原は、まだ10代であることを忘れるほど落ち着きのある歌声と、耳馴染みのいいソフトな歌い回しが魅力。好きなアーティストについて「僕はFull Of HarmonyのMihiroさんです。しっかり歌い上げる曲もあるし、グルーヴィーな曲もあるし、かっこいいと思います」(引用:DEEP SQUAD、初インタビュー メンバー6人で目指す、新しい歌のエンタテインメントとは?)と語り、『DEEP VOCALIST AUDITION』の1次審査でMIHIRO~マイロ~の「Happy Birthday To You」を歌っていたことからも、人と歌声を重ねる際のバランス感覚に長けたボーカリストと言えるだろう。主旋律を歌うことの多いYUICHIROや比嘉がパンチの効いた高音を響かせる一方で、宇原の歌声はそっと寄り添うような温もりを楽曲に加えており、その素朴で誠実な歌声を活かして、TikTokではギターの弾き語り動画なども公開している。公式ブログによると、水面下ではオリジナル楽曲のトラック作りも精力的にしており、自ら手がけた楽曲を披露する日を待ち望んでいるようだ。ダンスレッスンも受けているそうで、TikTokでは、ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京系)のエンディングテーマとして人気の高い「Good Love Your Love」の“グラユラダンス”動画も公開中。今後は“踊る宇原雄飛”にも期待したい。

♬ Good Love Your Love (1サビver.) – DEEP SQUAD

 宇原のキャラクターは、爽やかなビジュアル通り、素直でまっすぐな好青年。「Get With You」のリリースインタビューでは、「一番行きたかった北海道に行けたことが一番の思い出です。テンション上がっちゃって」とデビューまでの1年間を振り返り、TAKAから「ここ1年間の思い出が素朴すぎてやばい(笑)」(引用:変幻自在のボーカリスト集団・DEEP SQUADが語る、デビューシングル『Get With You』に込めた想い)といじられる場面もあった。だが、先述したように、フレッシュで可愛らしいだけではなく、揺るがない意志を秘めているのが、宇原雄飛。TAKA曰く「シンガーとしてのプライドをきちんと持った、将来が楽しみなダイヤの原石」(引用:公式ブログ)だという宇原の進化が、DEEP SQUADの未来を輝かせていく。

■斉藤碧
エンタメ系ライター。
ダンス&ヴォーカルグループ、アイドル、ロック、ヴィジュアル系、俳優などジャンルレスで執筆中。V系雑誌「Stuppy」では編集も担当。
Twitter:@stmdr38

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