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『探偵・由利麟太郎』第2話はホラー要素が強め? 水上京香「ずっと叫んでいます(笑)」

リアルサウンド

20/6/23(火) 11:00

 カンテレ・フジテレビ系にて毎週火曜21時より放送中の吉川晃司主演ドラマ『探偵・由利麟太郎』。6月23日放送の第2話にゲスト出演する水上京香のコメントが到着した。

参考:『探偵・由利麟太郎』吉川晃司の静かなる佇まい 新川優愛が事件の大きな鍵を握る

 本作は、吉川演じる白髪の名探偵・由利麟太郎が、ミステリー作家志望の青年・三津木俊助(志尊淳)とバディを組み、数々の奇怪な難事件に挑む横溝正史原作のホラーミステリー。

 6月23日に放送される第2話「憑かれた女」に出演する水上が演じるのは、京都祇園のクラブ「マダム・シルク」のホステス・吉岡エマ。得体の知れない“黒い影”に襲われる悪夢に悩まされ、恐怖で心をむしばまれたエマは、何かにとりつかれたように、意味不明な言動を繰り返していた。「天井から切り落とされた女の腕が落ちてくる幻覚を見る」と嘆き、同じホステスの神崎美沙子(柳ゆり菜)の死体を見たと錯乱するエマを、店の常連で、恋人でもある五月翔太(赤楚衛二)は心配し、その窮地から救おうとするが、やがて五月もエマも恐ろしい殺人事件に巻き込まれていく。

 数々の映画やドラマに出演し、スポーツ情報番組のお天気キャスター経験もある水上。そんな彼女が、今回の作品や役どころ、主演の吉川の印象について語った。

【水上京香 コメント】
■ドラマの企画・台本を読んだ時の感想
2話は、ホラー要素が強いです。演じるエマは、ずっと叫んでいます(笑)。
夏に放送されるので、夏にぴったりな、ちょっとヒヤッとしてもらえるような作品になっているんじゃないかなと思います。

■演じたエマをどんな人物だと思うか
何かに依存しやすい、寄りかかりやすい、結構弱い人間のような気がします。
そこをベースに、誰に頼ってしまうんだろう、どう頼ってしまうんだろうという部分を考えながら、こういう人物かなと作っていきました。その拠り所が、五月(赤楚英二)なんですけど、頼りすぎてあまりよくないんじゃないかなと思ってしまうくらいの描写があって、エマは、『誰かに頼っていかないと生きていけない』…そんな人間だなと思います。

■役を演じてみて
とにかく喜怒哀楽、起伏が激しくて。毎日テンションの上がり下がりが大きかったです。ケロっと元気に叫んだり、泣けたりする日もあれば、かなり体力を使っても、思うように身体が持ち上がってくれなかったりする日もあったりして…ドラマタイトルの『憑かれた女』にあるように、どこか乗っ取られているような感覚がありました。コントロールしきれていないのかもしれませんが、自分自身ですら掴み切れない日もありました。

■全5話の中でも一番叫んでいる役について
そうですね。叫びっぱなしで(笑)。のどが痛くなったりとか、アレおかしいなと思ったことも多々ありました。今まで叫んだり喚いたりした役はありますが、その中でも頭に酸素が回り切らない感じがして、本当に苦しいなと思いました。

■横溝ミステリー、この作品の魅力
誰を犯人にしても物語が成り立つなと思いました。ストーリーが入り組んでいて、誰しもが犯人なのかもしれないという、そこに、この物語のすばらしさがあるんだなと思います。
誰が犯人か?というのが、このドラマのおもしろさの1つですが、ミスリードもあって、最後までわからないミステリーを楽しめると思います。

■吉川晃司の印象
テレビでしか拝見したことがなくて、物静かでロックな方というイメージでしたが、撮影の合間にお話すると、とても物腰が柔らかくて…あとは、結構お茶目な方だなという印象です(笑)。
私が恋人役の赤楚衛二さんに助けてもらい、抱き合うシーンがあって、それが、吉川さんの近くで抱き締められるシーンだったんです。そしたら、吉川さんが『そんな近くでしてたら、照れちゃうじゃないか(笑)』って言われて(笑)。
なんで吉川さんが照れるのって、思いましたけど、そういう、ピュアな気持ちも持たれていて、そんな風に『照れちゃうよ』って言ってくださると、こちらも緊張がほぐれました。すごくストイックな方で、屈強な男という感じももちろんありますけど、ギャップのある素敵な方だなと思いました。

■第2話の見どころ、注目してほしいポイントなど視聴者へのメッセージ
人間には、いろんな愛情があると思います。妻を想う気持ち、夫を想う気持ち、子供を想う気持ち、その愛情というものが、いろんな形で出てくるのが2話だと思います。それがまっすぐなのか、きれいなのか、汚れているのか…歪んでいるのか。歪んでいるから悪いことなのか、きれいだからいいことなのか、一概には言えない色んな愛が出てきます。“何が正しい愛”なのか、ぜひ放送を楽しみにしていただいて、たくさん出てくる愛を感じていただけたらうれしいです。

(リアルサウンド編集部)

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