モーニング娘。を卒業後、約5年の活動休止期間を経て復帰した鞘師里保の初のドキュメンタリーフィルム「Middle of the Night」の上映イベントが、東京のユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で11月27日に行われ、本人が舞台挨拶に登壇した。

「Middle of the Night」は、8月にリリースされたファーストEP「DAYBREAK」に収録されている楽曲「LAZER」の制作に焦点を当て、打ち合わせやレコーディング風景から初ライブまでの制作過程を追ったドキュメンタリー。ファンの温かい拍手に迎えられて登場した鞘師は「ドキュメンタリーを撮ることになってから、覚悟を決めて生きていました。人前で決して感情を出すタイプではない私が、こんなこと言ってもいいのかな？と考える暇もなく、赤裸々に語っています。正直な姿をさらけ出しました」と語る。

イベントには監督の五十嵐洸平と、楽曲のA&Rを担当した水江文人も駆け付けた。これまで自分について語ることを避けてきた鞘師だが、ドキュメンタリーを撮影するにあたりボイスブログを録音することに。五十嵐は「かなりの数のボイスブログをもらいました。映画に使用したのはごく一部。マネージャーさんにも聴かせておらず、全貌を知っているのは僕だけ。深夜3時のボイスブログはエモかった」と振り返る。鞘師は「自分自身と向き合うことができました。映画を観たマネージャーに『こんなに一緒にいるのに知らない一面があった。深夜3時まで起きてたの？』と驚かれました」と明かした。

イベント終盤には、セカンドEP「Reflection」リリース決定のサプライズ発表も。鞘師は映画館に足を運んだ観客へ改めて感謝を述べ、「全国各地での上映会もあり、ようやく会いに行けることが本当に泣きそうなぐらいうれしい。またみんなと会えるようにまだまだがんばりたい」と伝えた。

「Middle of the Night」は東京での上映を皮切りに、12月に愛知、大阪、広島、福岡での舞台挨拶付き上映会ツアーが決定している。

「Middle of the Night」全国上映会ツアー

12月11日（土）愛知県 109シネマズ名古屋 / 大阪府 TOHOシネマズ 梅田、TOHOシネマズ セブンパーク天美
12月12日（日）福岡県 ユナイテッド・シネマ 福岡ももち、T・ジョイ博多
12月18日（土）広島県 広島バルト11、T・ジョイ東広島

(c)2021「Middle of the Night」