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弘前れんが倉庫美術館が6/1プレオープン 奈良美智 “メモリアルドッグ”も再展示

ぴあ

20/5/18(月) 18:00

弘前れんが倉庫美術館

新型コロナウイルス感染症の予防・拡大防止のため開館を延期していた弘前れんが倉庫美術館(青森県弘前市)が、6月1日(月)より事前予約制によるプレオープンを行うことが決定した。

シールド工場だった建物の屋根は、チタン製「シールド・ゴールド」の茅葺き屋根に改修

弘前れんが倉庫美術館は、明治・大正期に作られた酒造工場を元に、国際的に活躍する建築家の田根剛が改修デザインを手がけ、赤いれんがの壁にチタン材の輝く屋根が特徴的な美術館に生まれ変わった。

建築家の田根剛が「記憶の継承」をコンセプトに煉瓦倉庫の素材を活用

開館記念の春夏プログラムとして開催されるのが、『Thank You Memory —醸造から創造へ—』だ。同展には、場所と建物の「記憶」をテーマに8名のアーティストが参加。弘前市出身の奈良美智が2006年に地域ボランティアへ贈った《A to Z Memorial Dog》が再展示されるほか、上海生まれで弘前育ちの潘逸舟(はんいしゅ)、中国出身の尹秀珍(イン・シュジェン)、フランス出身のジャン=ミシェル・オトニエル、タイ出身のナウィン・ラワンチャイクンをはじめ、笹本晃、畠山直哉、藤井光といった国内外のアーティストたちによる新作などが紹介される。

ホワイトキューブの展示室は1つのみ

6月1日(月)から6月15日(月)までは弘前市民を対象、6月17日(水)からは青森県民を対象に事前予約制にて開館。予約は同館ウェブサイトの予約フォーム、または電話にて行うことができ、いずれも先着順、定員は30分ごとに20名までとなる。現時点での対象は青森県民までだが、今後の状況次第で対象が拡大される場合も。最新情報はウェブサイトでチェックしてほしい。

煉瓦倉庫の質感を残した、高さ15メートルの大型展示空間

施設内は大小5つの展示室のほか、カフェやショップ、スタジオやライブラリーを備え、秋冬プログラムとして『小沢剛「帰って来たシリーズ オールリターンズ(仮)」』も待機中。プレオープン対象外の人はしばらくの我慢。これからの展開も含めて、弘前の新たなアートスポットに期待したい。 【開催情報】 開館記念 春夏プログラム『Thank You Memory —醸造から創造へ—』
6月1日(月)〜8月31日(月)まで弘前れんが倉庫美術館にて開催
※状況に応じて会期の延長などあり

【関連リンク】 弘前れんが倉庫美術館

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