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戦争と人間の本質に迫る、映画『異端の鳥』新公開日決定 予告編公開

CINRA.NET

20/7/21(火) 12:00

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映画『異端の鳥』の新たな公開日が10月9日に決定。予告編が公開された。

ホロコーストの生き残りであるポーランドの作家で謎の自殺を遂げたイェジー・コシンスキが1965年に発表した作品『ペインティッド・バード』を映画化する同作は、第二次大戦中にナチスのホロコーストから逃れるために、たった1人で田舎に疎開した少年が差別と迫害に抗いながら生き抜く姿と、異物である少年を徹底的に攻撃する「普通の人々」を描いた作品。舞台となる国や場所を特定されないように人工言語「スラヴィック・エスペラント語」が採用された。全編モノクローム35ミリフィルムで撮影。

予告編には、ペトル・コラール演じる主人公の少年がフェレットを抱え、息を切らしながら何者かから逃げようとする様子や、彼に少年が体当たりするシーン、「この子は悪魔の使いだ。我らに死を招く」という言葉を向けられる場面などが映し出されている。

マルホウル監督は「『異端の鳥』は悪についての探求、そして善と共感、愛についての物語です。本作の中に善と愛を発見する時、我々はその本質に感謝し、より多く求めます。これは人間が善を求めているという映画のポジティブなメッセージです。主人公の少年が“家に帰りたい”と泣いたとき、観客の皆さんも愛のある安全な場所に、家に帰りたいと思うでしょう。そして、私は『異端の鳥』が提起する質問に悩まされています。“人間は罰を受けることがなければ、悪に向かう”と言う心理学者は正しいのでしょうか? はたして悪は人生の闘いの中で、避けられないものなのでしょうか? 私はまだこれらの答えを探し続けています。そして、特に今の時代における答えを知りたいと思っています」と語っている。

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