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欅坂46 二期生メンバー、なぜ『FNS歌謡祭』第1夜に出演? グループの新たな魅力を見せられるか

リアルサウンド

19/12/4(水) 7:00

 今年もいよいよ師走となり、残すところあと1カ月。各局の音楽特番での各アーティストのパフォーマンスに注目が集まるなか、欅坂46は“初陣”となった11月13日の『ベストヒット歌謡祭2019』(読売テレビ・日本テレビ系)で「避雷針」を披露(欅坂46「避雷針」に漂う不可解な空気とは何なのか 『ベストヒット歌謡祭』のパフォーマンスを振り返る:https://realsound.jp/2019/11/post-448224.html)。同月27日の『ベストアーティスト2019』(日本テレビ系列)では「風に吹かれても」と「アンビバレント」という高難易度の2曲を踊り切り、ここまで“クールな欅坂46”を見せている。こうなってくると今後の歌唱曲にも注目したいところ。2019年の日本はラグビーブームに沸いたため「不協和音」(振付からハカやリフトなどのラグビー要素を感じ取れる)や、この時期になると聴きたくなる「二人セゾン」も俄かに期待しているのだが、あまり高望みはせずどんな曲でも楽しみにしておきたい。

(関連:【ライブ写真】欅坂46

 さてそんな中、毎年恒例の『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)のクリスマスメドレーに欅坂46の二期生が出演することが決定し、ファンの間でその人選が話題となっている。二期生が出演するのは本日の「第1夜」で、出演するのは井上梨名・武元唯衣・田村保乃・藤吉夏鈴・松田里奈・森田ひかるの6名。なお、来週11日の「第2夜」には欅坂46がグループとして出演することが決まっている(歌唱曲は未定)。

 そもそもクリスマスメドレーとは、各アーティストがクリスマスにまつわる名曲をメドレー歌唱するコーナーのこと。昨年の『2018 FNS歌謡祭』では、第1夜の「クリスマス&ウィンターソングスペシャル」にてEXILEやBoA、小池徹平×城田優×山崎育三郎……などが出演し、欅坂46はけやき坂46とともに「ジングルベル」を歌った。こうした普段は見れない組み合わせや歌唱曲が人気のコーナーである。

 今年は「超豪華クリスマスメドレー」と題して、欅坂46二期生の他にAqours、AKB48、大原櫻子、CHEMISTRY、ゴスペラーズ、Hey! Say! JUMP、水樹奈々、LA DIVA、LiSA、そしてジェジュン×槇原敬之が出演。顔ぶれを見ると歌唱力に定評のあるアーティストが多い印象を受ける。CHEMISTRYやゴスペラーズは言うまでもなく、水樹奈々やLiSAといったアニソンシンガーたちがクリスマスソングをどう歌い上げるのかにも注目だ。ちなみに、LA DIVAとは音楽番組『MUSIC FAIR』(フジテレビ系)から昨年生まれたユニットで、森山良子・平原綾香・新妻聖子・サラ・オレインの4名からなる女性ボーカリストの集合体。そうした“美声”の持ち主たちに混じって、ある意味画面を盛り上げるための、ステージを華やかに彩る役目としてなら、加入してまだ1年ほどの二期生には打って付けの舞台かもしれない。

 しかし、『FNS歌謡祭』と言えば、欅坂46は2017年の年末にどうぶつビスケッツ×PPPとコラボして「ようこそジャパリパーク」を披露している。その際に出演した上村莉菜・小池美波・長濱ねる、そしてとりわけ原田葵がSNSを中心に話題を集め、当時の視聴者に“見つかった”のは記憶に新しい。欅坂46の“可愛い”側面が評価された瞬間だった。そういう意味では、今夜の放送は単なる“賑やかし”として終わらずに、グループの存在を広く世間へアピールする絶好の機会と捉えるべきだ。まだ世間的にイメージの持たれていないフレッシュな二期生をここで起用することで、これまでの音楽特番で披露してきた「避雷針」や「アンビバレント」が布石となり、ひと味違ったグループの魅力を見せることができるはず。特番の重なる年末だからこその采配と言えるだろう。

 ところで、選ばれなかった二期生の内、松平璃子と山﨑天の2名は直近の選抜発表でも漏れているため特に違和感はない(山﨑は年齢的な問題があるため特にそうだ)が、関有美子が選ばれなかったのは意外である。関は長身ゆえに早くからモデル活動が期待されているメンバーのひとり。“ゆみねえ”の愛称で親しまれ、最近ではファッション誌『bis』にも登場し、上村・井上とともにラグジュアリーにドレスアップした姿を見せ好評を得ている。そのため、彼女のポテンシャルを考えれば今後の様々な場面でも“見つかる”可能性は十分にある。つまり、今夜はあえて出演させず、いわば“切り札”として後々の機会のために隠しているのだ……という線はいかがだろう。

 兎にも角にも、選ばれた6名の今夜のパフォーマンスに期待しよう。(荻原 梓)

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