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松尾スズキ作×ノゾエ征爾演出 舞台『母を逃がす』に瀬戸康史、三吉彩花ら

CINRA.NET

19/12/4(水) 18:00

舞台『母を逃がす』が5月7日から東京・渋谷のBunkamura シアターコクーンで上演される。

1月にシアターコクーンの芸術監督に就任する松尾スズキが1999年に大人計画で初演、2010年に再演した同作は、「自給自足自立自発の楽園」をスローガンに掲げる架空の農業集落「クマギリ第三農楽天」を舞台に、そこに生きる人々の切実な日常生活を笑いで描いた作品。演出は、松尾と師弟関係にあるノゾエ征爾(はえぎわ)が手掛ける。音楽は田中馨(Hei Tanaka)が担当。

出演者は、集落の頭目代行でリーダー的存在の雄介役の瀬戸康史、雄介の妹リク役の三吉彩花、流れ者の葉蔵役の稲葉友、雄介の婚約者・蝶子役の山下リオ、集落の医者・赤痢役のマキタスポーツ、集落の警備長・島森役の峯村リエ、雄介の母ハル子役の高田聖子、雄介の兄地介役の六角精児ら。今回の発表とあわせて松尾スズキ、ノゾエ征爾、瀬戸康史、舞台初出演となる三吉彩花のコメントが到着した。

チケットの販売は3月1日からスタート。6月上旬には大阪公演を予定している。

松尾スズキのコメント

芸術監督ともなれば、新しい演出家をコクーンに呼びこむというような仕事もあり、そうなると、真っ先に頭に浮かんだのが、ノゾエ征爾なのだった。彼が私の教え子であることを差し引いても、コクーンという劇場の空間を埋めるスペクタクル演出のできる数少ない若手演出家なのに、なぜ早くコクーンに出てこないのだと思ってすらいた。私は、ノゾエ作品のファンだ。音楽を扱えることも含め、ノゾエ作品にはハナと、笑いと、切なさがある。不条理でわけがわからない、と思いつつ、なぜか涙が出そうな瞬間もある。それは、ノゾエが上手だからだと思う。拙作『母を逃がす』を演出してもらいたいと提言した。実力のある俳優も集まり、楽しみである。

ノゾエ征爾のコメント

このとんでもなくモンスターな本とどう取っ組み合おうかと、考えたところで分か
りそうになかったので、ひとまず無邪気に取っ組みあってくれそうな方々を呼ばせ
ていただきました。
揃いました、素晴らしき珍獣たち。
母を逃がす。この獲物は逃がすまい。

瀬戸康史のコメント

お話をいただいた時、この世界には足を踏み入れてはいけないような気がして、何とも言えない感情になったのを覚えています。
しかし、見たことのない世界って足を踏み入れたくなるものです。
ノゾエさんとは初めてご一緒しますが、その場に生きる人間の心を大事に演出される印象なので、丁寧に作っていければと思います。
また、松尾さんの脚本はありえないフィクションなのに、あたかもその世界が当然にあるかの様に錯覚してしまう...
そこに身を任せ、この作品に集まった猛者たちと協力して、作中にもあるような何が起ころうと絶対に崩れないコミュニティを築ければと思います。

三吉彩花のコメント

初めてのことは人生でそれぞれ一度ずつしかありません。
また新たなる「初めて」を経験させて頂くことになり、緊張と興奮で震えます。
年々流行や物事の流れが早くなっている今の時代に良い意味で刺さる、そしてブレない戯曲を上書きしていけるよう、先輩方に教わりながら精一杯演じさせていただきたいと思います。

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