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心理テストで今のあなたがまる分かり! 映画パーソナリティ伊藤さとり

クリスマスツリーを飾りつけ! アナタのこだわりは?

毎月連載

第16回

19/12/1(日)

【問題】
アナタは、数人の仲間と、クリスマスツリーの飾りつけをすることになりました。リーダーに選ばれ、買い出しもアナタが担当。飾りつけをするうえで、アナタが一番気にかけていることは何ですか? 下の5つの中から選んで下さい。



年に一度のロマンチックな催し物となるクリスマス。そこでどんなクリスマスツリーを製作するのか? ここはアナタの腕の見せ所です。

このテストでは、仲間というチームプレーの中での、アナタが発揮する才能をお伝えします!

Aを選んだアナタは
ラブアンドピースなムードメーカー

とにかく皆を楽しませることが生き甲斐のアナタ。“皆がハッピーになれば良い”がポリシーなので、アナタがいれば、会は楽しくなるし、辛い時、悲しい時は、アナタに会いたいと思う人も多いはず。ただし、アバウトなところもあるので、うっかりミスも発生しがち。忙しい時こそ、日程確認、時間確認、場所確認を怠らないように。人気者だからお誘いも多い分、ダブルチェック。

そんなアナタには、大傑作アニメーション『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』がオススメ。前作より大人の恋愛パートも増え、命の大切さに涙。

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Bを選んだアナタは
“人と違う”が好きな個性派

人と違ったことを好み、感性を大事にするアナタ。“皆と同じなんてつまらない”をモットーにしているので、人が知らないものを見つけるのが得意。アナタがいれば、新しい視点や人が知らないことを得られるので重宝されます。ただし、うんちくを傾け過ぎると煙たがれるので、ほどほどのトークで、さらに相手が欲しているようなら、小出しにする能力を身につけるとよりベスト!

そんなアナタには、実在したシリアルキラー、テッド・バンディを愛した女性の物語『テッド・バンディ』がオススメ。衝撃の実話にさらに興味を持つはず。

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Cを選んだアナタは
満足度が大事なプランナー

上質なもの、口コミで良いというものなど、集めることが得意なアナタ。例えば、食べ物ならおいしいもの、お店なら雰囲気の良いところを見つけ出すこともきっと得意。そう、アナタはトレンドをキャッチする能力に長けた人。上司や友人に手土産やお店を探して、と頼まれれば、さまざまな情報を集めて、その期待に見事に応えます。さらに通好みのお店も調べるようになればもう無敵でしょ!

そんなアナタには、ジョージ・マイケルの名曲で綴られる恋愛映画『ラスト・クリスマス』の美しく切ない物語がオススメ。ロマンチック気分にもなれます。

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Dを選んだアナタは
人間関係を大事にする気配りマン

人との調和を大事にする気配りマンのアナタ。グループで集まった際、話していない人がいれば、率先して話しかけ、人見知りの人にいち早く気づき、優しく話しかける思いやり溢れる人。とは言え、自分も先陣を切るタイプではないので、周囲もアナタに安心して心を開くのです。苦手なのは、協調性にかける自分勝手な人。自分も楽しむためには、アナタのペースに合う人との交際を。

そんなアナタには、人情と笑いが詰まった『男はつらいよ お帰り 寅さん』がオススメ。日本映画の人気シリーズの集大成にして最高傑作と言える感動作。

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Eを選んだアナタは
この人がいれば安心リーダー

TPOに合わせたコーディネートが得意なアナタ。その場に合ったトークやマナー、ファッションセンスを身につけています。だから上司にも信頼され、友達からもお店選びで頼られることが多々。周囲の意見を尊重しながら、微調整し、楽しい会を企画できる人なので、アナタがいればとにかく安心、と言われます。バランス感覚もあるので、アドバイスを求められる影のリーダーなのです。

そんなアナタには、さらにファッションセンスにも音楽センスにも磨きがかかる『サイゴン・クチュール』がオススメ。ベトナムの女性監督の傑作ですよ!

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“女優”という肩書きの未来~世界の映画は変わってきている~

『ダウントン・アビー』(C)2019 Focus Features LLC and Perfect Universe Investment Inc.

国際映画祭は気づいた

今年の東京国際映画祭レッドカーペット。実は、今までと違う出来事が裏で起こっておりました。毎年、レッドカーペット司会をするうえで、これはまさに歴史の変化、渦中にいるのだとさえ思ったくらい。

それは、“女優”という肩書きの排除。つまり、キャスト登壇の呼び込みには、主演か助演、出演者としか言わないということなんです。

どういうことかというと、“女優”という言葉がそもそも偏見になるやも?という懸念から。なるほどなぁ、と思いながら、なんだか過敏じゃないか? 女優って言葉は個人的にはスペシャルであり、リスペクトなんだけどなぁ、と心で呟きながらマイクを握っておりました。

確かにじわじわと、ネットや雑誌で「俳優〇〇さん」(女性)と、表記が変わってきているこの肩書き問題。さまざまな人からの意見、調べていくうちに、“俳優”への転換に込められた“男女平等への願い”に気づかされたのです。先日の釜山国際映画祭では、女優という紹介が無かったとも、取材に行った記者の方から聞きました。

差別用語と呼ばれる歴史

遅ればせながら日本でも“女医”“看護婦”“スチュワーデス”いう言葉が“性差別用語”として、今ではすっかり使われなくなりました。

そもそも日本の芸能界では、“男優”という言葉はそこまで浸透しておらず、男性を“俳優”、女性を“女優”と呼ぶことが一般的です。

さて、“女優”という語源は実際のところ曖昧ですが、森鴎外などの小説にも“女優”という言葉がすでに書かれています。しかも昔は女歌舞伎が存在し、風紀を乱すというので禁止になり、男性だけの歌舞伎が一般的になっていったんですよね。

そんなわけで役者=男性の職業から、のちに女役者、女優が生まれたのではないかと言われています。

芸能の文化を探ると、世界的にも作家も演出家も男性ばかりで、彼らが生み出した理想の女性像を女性の俳優が演じるというのが過去の歴史なのです。

戦いに行く夫をずっと待ち続ける妻、どんなに自分勝手でも自分を好いてくれる女性、慎ましやかで、男を支え家庭を守るのが女性、と世界中の物語で描かれておりましたから。しかも昔は、女性が職を持つことはもちろんですが、作家になることが難しかったのは、グレン・クローズ主演の『天才作家の妻 -40年目の真実-』を観ても、世界中で起こっていたことだと分かります。

世界の映画は変わってきている

『ターミネーター:ニュー・フェイト』(C)2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

そもそも男尊女卑の国だったから、日本は先進国の中ではこの問題に対してとても遅れております。

海外の映画を観ると、今や女性がヒーローになる映画のオンパレード!

『アベンジャーズ/エンドゲーム』のラストだって、女性ヒーローがずらりラインナップして登場! 新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』だって、もはやシュワちゃんの時代からリンダ・ハミルトン姐さんに戻り、母性だけではなく、女性が女性を守り、男性がサポートするという関係性へと変化を成し遂げております。

そしてイギリスの人気ドラマの映画化『ダウントン・アビー』なんて、堂々と格差問題に取り組みながら、貴族ではない女性が跡を継ぐことへの偏見、女性は育児が当たり前で、男性が産休に入るなんてあり得ない!を見事に打ちのめすストーリーなのだから。

『ダウントン・アビー』(C)2019 Focus Features LLC and Perfect Universe Investment Inc.

言葉狩りと言われるならば

言葉狩りみたいで嫌だなぁ、と思っていた私があえて故意に使うと決めた“女優”を“俳優”と今後呼ぶことにした肩書き問題。

中には“女優”という肩書きを誇りに思って演じている女性俳優の方々もいるので、それに関してはモーマンタイ(無問題)!

何なら、私がもし肩書き紹介をする際は、今後は確認を取ろうとさえ思っておりますよぉ。

日本映画でときどき巻き起こる、一見ダブル主演に見えて、なぜか男性俳優を“主演”と呼び、女性俳優を“ヒロイン”と呼ぶ摩訶不思議現象。これを変えることがなかなか進まないのならば、言葉から変えてみることだって、問題意識に繋がるのかもしれないから。

未来、恋愛映画ではない女性俳優主演のアクション映画や、女性俳優主演のサスペンス映画が増えることを願い、女性である私もこの問題にもっと真摯に向き合う必要があるんじゃなかろうか?と今さら気づいたのであります。遅ればせながら。

プロフィール

伊藤さとり(いとう・さとり)

邦画&洋画の記者会見や舞台挨拶を週5回は担当する映画MCであり、年間500本以上は映画を見る映画コメンテーター。TSUTAYA店内放送「WAVE-C3」で新作DVD紹介のDJ、ケーブルテレビ無料放送チャンネル×ぴあ映画生活×Youtube:動画番組(俳優と対談)「新・伊藤さとりと映画な仲間たち」、雑誌「シネマスクエア」コラムや、デイリースポーツでスターの魅力コラム連載、スターチャンネルで映画紹介他、TV、ラジオ、雑誌、WEBなどで映画紹介のレギュラーを持つ。心理カウンセリングも学んだことから映画で恋愛心理分析や心理テストも作成。

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