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第32回東京国際映画祭「スペース・スクワッド ギャバン VS デカレンジャー」「宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド」特別上映の様子。

「スペース・スクワッド」続編にレスキューポリス登場?東京国際映画祭で塚田Pら語る

ナタリー

19/10/31(木) 12:46

第32回東京国際映画祭内の「スペース・スクワッド ギャバン VS デカレンジャー」「宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド」特別上映が、10月30日に東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、トークイベントにプロデューサーの塚田英明、中野剛、望月卓、山田真行、両作の脚本家・荒川稔久が登壇した。

坂本浩一が監督した2017年の「スペース・スクワッド ギャバン VS デカレンジャー」は、東映の特撮ヒーローたちがチームを結成する「スペース・スクワッド」の第1弾。そして同じく坂本が監督した2018年の「宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド」は、「宇宙戦隊キュウレンジャー」や「スペース・スクワッド」のヒーローが登場するVシネマだ。

石垣佑磨演じる宇宙刑事ギャバンtypeG / 十文字撃は、メタルヒーロー「宇宙刑事ギャバン」の30周年を記念する2012年の「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」で初登場した。そこから、撃が活躍する「スペース・スクワッド」シリーズが誕生したきっかけを、2作のプロデューサーである塚田は「まず『ギャバン THE MOVIE』を観て、うらやましいなと思っていたんです」と振り返る。また「宇宙刑事シャリバン NEXT GENERATION」「宇宙刑事シャイダー NEXT GENERATION」もプロデュースしている塚田は「『特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER』が売れて、よかったねという空気の中で『またデカレンジャーもNEXT GENERATIONもやりたいね』と言っていたら、(東映ビデオプロデューサーの中野と)『じゃあ一緒にやれば?』という話になった」と、「ギャバンVSデカレンジャー」誕生のきっかけを明かした。

そして「宇宙戦隊キュウレンジャー」プロデューサーである望月は、ギャバンtypeGとデカレッドが登場した「キュウレンジャー」テレビシリーズ第18話を回想。続いて「キュウレンジャーVSスペース・スクワッド」を作ることになった経緯を「キュウレンジャーもいつもの『VS』シリーズを作る予定だったんですが、『動物戦隊ジュウオウジャー』キャストのスケジュールの関係もあってなかなか企画が定まらなくて。そんなとき、同じ宇宙だし、『スペース・スクワッド』が次の作品を目指していたタイミングだったので、一緒にやっちゃえば?となりました(笑)」と説明する。塚田と中野は「だいたい(きっかけが)“一緒にやっちゃえば?”だね」「東映ビデオの性質として、そういうところがあるかも」と笑った。

また中野は「ギャバン VS デカレンジャー」と同じタイミングで製作され、「デカレンジャー」のヒロインたちが登場する「ガールズ・イン・トラブル スペース・スクワッド EPISODE ZERO」が、当初10分程度の短編を予定していたことも告白。それに続き塚田は「坂本監督は基本的に減らすのを嫌がるので、どんどんマシマシになって……(長編を)2本作りました!」と笑った。

Twitterでファンから募った質問を読み上げるコーナーでは、「キュウレンジャーVSスペース・スクワッド」のラストで触れられるレスキューポリスシリーズが、今後の展開に関わってくるのかという声が。塚田と中野は「レスキュー、やりたいとは言っていますよね。動いていないわけではない」「会うたびに『どうしますか』という話はしています」とコメントし、プロット草案を作ったことも明かす。そんな流れを聞いていた荒川は「いつお話をいただいてもいいように、心の中で話を膨らませています。『(星雲仮面)マシンマン』の30年後を妄想したり……」と明かした。

最後の挨拶では、荒川が「僕は大学生の頃に『宇宙刑事』シリーズを観ていた世代なので、これに関われたことが大変光栄です。ぜひ引き続き、この流れでいろいろ書けたらなと思っています」と意欲を見せる。中野は「塚田さんと喫茶店で『宇宙刑事やりたいよね』と話していた企画が、東京国際映画祭のこんな舞台で上映できるようになるなんて。やっぱり何かを作っていくことの大切さを感じました」としみじみ話した。

そして望月は「東京国際映画祭ということで……スーパー戦隊は『パワーレンジャー』として全世界で放映されていますし、『巨獣特捜ジャスピオン』はブラジルで人気です。これを機に、来年もここで上映できるような特撮作品を作って、世界に出していけたら」と野望を語り、塚田は「僕は小学生の頃に『宇宙刑事』シリーズを観ていて、それが好きでやりたいと思ったところから、『デカレンジャー』とつながり、『キュウレンジャー』にもバトンを渡せました。このシリーズをさらに続けていきたいという思いを、ここにいる皆さんやスタッフと再確認できました。がんばって次も作っていきたいと思います」と意気込んだ。

「スペース・スクワッド ギャバン VS デカレンジャー」「宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド」のDVDは、現在販売中。

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