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「コズミック・ガーデン」サンドラ・シント展

20/2/23(日)

銀座の上空に、ほっと休息できる空間ができている。ブラジルのサンパウロを拠点に活動するアーティスト、サンドラ・シントが6名のアーティストとともにつくりあげた「コズミック・ガーデン」だ。水色から紺色へと青のグラデーションが施された壁が朝から夜への移ろいを示し、それぞれの壁にはブラジルから運んできたキャンバスを展示。その絵画のなかからフレームを超えて外へ広がるように、波や光を表す糸のような線のドローイングがつながってつながって、海のような天空のような風景が広がっている。岩と波飛沫と橋立のような光景は、山水画にもインスピレーションを得ているそうだ。 星空を思わせる夜の空間では、カーペットやクッションにもドローイングがプリントされている。作家の念願だったことが、日本の技術によって実現した。この空間に座っていると、すーっと瞑想的な気分になる。東北や北海道で停電になったときも「星空がきれいだった」という声を聞いたことを思い出す。外光の差し込む日中も美しく、時間帯によって異なる表情が楽しめる。

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