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「最高の花婿」続編、多国籍ファミリーを「ダーリンは外国人」の小栗左多里が描く

ナタリー

20/3/15(日) 12:00

小栗左多里による「最高の花婿 アンコール」のイラスト。

フランス映画「最高の花婿 アンコール」をひと足早く鑑賞したマンガ家・小栗左多里のイラストが公開。あわせて、著名人からのコメントも到着した。

本作は、4人の娘たち全員が国際結婚をすることになったヴェルヌイユ家の騒動を描くヒューマンコメディ「最高の花婿」の続編。異なる文化や宗教を持つ彼らの身に起こる問題が、ユーモアを交えながら切り取られていく。

コミックエッセイ「ダーリンは外国人」シリーズで知られる小栗。彼女が手がけたイラストには、ヴェルヌイユ家の父クロードや母マリーら登場人物の姿が個性豊かに描かれており、「難しいことを、だからこそみんなで笑ってみよう! そんな映画です。」というメッセージが添えられている。

パックンマックンのパトリック・ハーランは「国境、文化、人種。差別、偏見、固定概念。これらを超えるものは家族愛。そしてコメディー。フランスの映画だが、フランスだけの映画ではない」と本作にコメントを寄せる。女優のサヘル・ローズは「笑って泣いて、ハラハラした」「現代社会に通じるテーマだからこそ、他人事ではない」と思いをつづった。そのほかエッセイストの小島慶子、マンガ家のじゃんぽ~る西、俳優の副島淳からのコメントは下記に掲載する。

「最高の花婿 アンコール」は、3月27日より東京・YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次ロードショー。フィリップ・ドゥ・ショーヴロンが前作に続いて監督を務め、クリスチャン・クラヴィエ、シャンタル・ロビーらがキャストに名を連ねた。

パトリック・ハーラン(パックンマックン・お笑い芸人)コメント

国境、文化、人種。差別、偏見、固定概念。これらを超えるものは家族愛。そしてコメディー。フランスの映画だが、フランスだけの映画ではない。

小島慶子(エッセイスト)コメント

多様性って、めちゃくちゃ大変だ。
そして豊かだ。簡単な話じゃないのだ。
笑いながら、何度も痛みを感じた。

サヘル・ローズ(女優)コメント

笑って泣いて、ハラハラした。
こんなに感情が忙しい映画は初めて!
一回じゃ物足りないので、覚悟してみるべし!
現代社会に通じるテーマだからこそ、他人事ではない。

じゃんぽ~る西(マンガ家)コメント

週末の仕事の疲れを吹っ飛ばしてくれる笑いとスピード感
移民社会の経験では日本の30年先を行くと言われるフランス。
異文化同士で言いたいことを言い合って最後は笑い合う、そんな希望を感じるコメディ

副島淳(俳優)コメント

非常に痛快!! 劇中に出てくる人物・国・一つ一つの言葉の毒が強すぎてスカッとします。ド直球多様性エンターテイメント

(c)2018 LES FILMS DU PREMIER - LES FILMS DU 24 - TF1 FILMS PRODUCTION

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