アニメ「ULTRAMAN」シーズン2のキックオフイベントが本日8月24日、東京・サンシャインシティの文化会館ビルで行われた。

清水栄一が原作、下口智裕が作画を手がける同名マンガをもとに、神山健治と荒牧伸志が共同監督としてフル3DCGアニメ化した「ULTRAMAN」。Netflixで独占配信中のシーズン1では、初代ウルトラマンこと早田進の息子・早田進次郎がヒーローとして目覚めていくさまが描かれた。

イベントには進次郎役の木村良平、諸星弾役の江口拓也、北斗星司役の潘めぐみ、進役の田中秀幸、ジャック役の竹内良太が登壇。木村は「第1シーズンから間が空いていますが、さまざまなイベントを展開できるのは『続きを観たい』と言ってくださる皆さんのおかげです。ポジティブな応援の力が、僕たちキャストやスタッフのパワーになっています。シーズン2も、シーズン1に負けない面白い作品になると思います！」とファンの期待を高める。江口も「シーズン1を観てくださった方はわかると思いますが、素晴らしいスタッフがいいものを作られています。シーズン2もものすごい期待を背負って、よいものを皆さんにお届けするので楽しみにしてください」とアピールした。

イベント内で行われた朗読劇では、潘を発端に「シーズン2では誰が主役になるか」の大論争が巻き起こる。主演の木村を差し置いて、江口や田中がキャラクターをはみ出し“出演者”として願望を主張し合うアドリブ合戦となり、会場は笑いに包まれた。また朗読劇の中では、シーズン2のNetflixでの配信時期が2022年春に決定したというサプライズ発表も。さらに劇中に登場するULTRAMAN SUITについて、ULTRAMAN、SEVENに続き、北斗が着用するACE SUITの実物スーツの制作が発表されると、以前から熱望していた潘は涙を流して喜んだ。

イベントには両監督からコメントが寄せられ、神山は「お待たせしておりますが、制作を進めています。新たな兄弟も登場してパワーアップしたULTRAMANシーズン2を、是非お楽しみに！」、荒牧は「スタッフ・キャスト一同、シーズン1の反響を糧に、皆さまのご期待に応えるべく鋭意絶賛制作中です！ もう少々お待ち下さい！」とそれぞれ呼びかけた。

なお本日のイベントは、同会場にて8月29日まで開催される「ウルトラヒーローズEXPO 2021 サマーフェスティバル IN 池袋・サンシャインシティ」にて、アニメ「ULTRAMAN」をフィーチャーする催しとして企画された。

(c)円谷プロ (c)Eiichi Shimizu,Tomohiro Shimoguchi (c)ULTRAMAN製作委員会