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波瑠が武正晴「ホテルローヤル」で主演、ラブホテル経営者家族の一人娘に

ナタリー

20/6/2(火) 8:00

「ホテルローヤル」より、波瑠演じる田中雅代。

桜木紫乃の直木賞受賞作を実写化した「ホテルローヤル」で、波瑠が主演を務めることがわかった。

北海道の湿原に立つラブホテル・ホテルローヤルを舞台に、日常を離れてホテルを訪れる男女や、問題を抱える経営者家族・従業員それぞれの人生模様を描く本作。武正晴が監督を務め、「わたし、定時で帰ります。」やNHK連続テレビ小説「エール」の清水友佳子が脚本を担当している。

波瑠は、物語の主軸となる経営者家族の一人娘・田中雅代を演じた。美大受験に失敗し、どことなく居心地の悪さを感じながら、家業であるホテルの仕事を手伝う雅代について波瑠は「どこかいつも傍観者というか、起こる状況の中心にはいない人」と分析する。そして「いつも所在なさげで可哀想にも思えるけど、悲劇のヒロインにはなりきれないような曖昧さだったり、中途半端にも見えるところが彼女の人間味になればいいなと思って演じていました」と述べた。

桜木は波瑠を「誰にも心を見せず開かず、無表情を貫き、黙々とラブホテルの掃除をする彼女の姿は、苦しくなるほどリアルでした」と称賛している。

「ホテルローヤル」は2020年冬に、東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。

波瑠 コメント

ラブホテルで働く人と訪れる人がいて、そこにうまれる微妙な温度差を役者さんたちがどんな風に表現するのかととても楽しみになる脚本でした。
撮影期間は、素敵な共演者のみなさんでとても楽しかったです。私が演じた雅代はちょっと周りに馴染めないところがあるので、もっと皆さんと仲良くなりたいなと思いながら我慢していました。
雅代はどこかいつも傍観者というか、起こる状況の中心にはいない人で。それも自覚していてどこかコンプレックスだったりもして。いつも所在なさげで可哀想にも思えるけど、悲劇のヒロインにはなりきれないような曖昧さだったり、中途半端にも見えるところが彼女の人間味になればいいなと思って演じていました。

(c)桜木紫乃/集英社 (c)2020 映画「ホテルローヤル」製作委員会

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