Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

ぴあ

いま、最高の一本に出会える

最新ツアーは10万人動員! 西野カナの本領はライブパフォーマンスにあり

リアルサウンド

14/3/18(火) 20:32

140318_nishino2.jpg自身2度目となるアリーナツアーを、地元名古屋よりスタートさせた西野カナ

 デビュー5周年を記念して、初のベストアルバム『Love Collection ~pink~/~mint~』を昨年9月に2枚同時リリースし、累計85万枚を超えるセールスを記録した西野カナ。3月8日(土)に、自身2度目となるアリーナツアー「Love Collection Tour ~pink & mint~」を、第2の地元でもある名古屋・日本ガイシホールを皮切りに開催したというニュースが各メディアで報じられたが、今回リアルサウンドでは、西野カナのデビューからの5年間の軌跡を辿るとともに、彼女の“ライブ”にスポットを当てる。

 西野カナと言えば、5枚目のシングル『遠くても feat.WISE』(2009年3月リリース)の配信ヒットをきっかけに、“ケータイ世代の着うた系シンガー”として地位を確立。現在での総ダウンロード数は4500万を突破し、着うた、着うたフル部門で16作連続1位という、アーティスト史上最高の首位数を誇っている。

ケータイ世代の着うた系シンガーとしてブレイクを決定付けた10thシングル「会いたくて 会いたくて」

 当時は着うた、着うたフルの全盛期でもあり、多くのアーティストがネクストブレイクを狙ってデビューを果たした。その後、スマホの普及などで音楽の視聴環境は大きく変わったが、西野カナの勢いは衰えるどころか年々増すばかりだ。6枚目のシングル『君に会いたくなるから』、10枚目のシングル『会いたくて 会いたくて』などのTVCMのタイアップや、2010年の初出場以来、連続で出場している「紅白歌合戦」など、お茶の間での認知の拡大が人気を継続させてきたことは言うまでもない。そして今回注目したいのは、彼女が1stアルバム『LOVE one.』のリリース以降、毎年ツアーを行い、年々規模を拡大させていることだ。

 2009年の「“LOVE one.”Tour」ファイナルの渋谷DUO -Music Exchange-(キャパシティ:約700人)から始まり、2010年の『Kanayan Tour 2010 ~Spring~』では、SHIBUY-AX(キャパシティ:1700人)にて追加公演を開催。この時には普段ライブに行かない10代~20代の女性の観客が中心となっていた。続く初の全国Zepp Tour『Kanayan Tour 2010 ~Autumn~』では、ファイナルのZepp Tokyoで2800人を動員し、『Kanayan Tour 2011 ~Summer~』ファイナルで初の日本武道館、『Kanayan Tour 2012 ~Arena~』での最終公演は、さいたまスーパーアリーナ。ファイナルの国立代々木競技場 第一体育館では12000人を動員した『Kanayan Tour 2013 ~Spring~』、アジアツアーというように、彼女はツアーを行う度に動員数を増やし続けている。

140318_nishino3.jpgギンガムチェックを使ったレトロアメリカンなドレスも自身がすべてをデザイン。

 彼女のツアーの特徴といえば、豪華なステージセットと衣装だ。今回のアリーナツアー「Love Collection Tour ~pink & mint~」では、彼女のこだわりが特に感じられた。たとえば、今春の流行を先取りしたギンガムチェックを使ったレトロアメリカンなドレス、スペイシーでクールなメタリックシャイニーコスチュームなど、すべての衣装を西野自身がデザイン。全12着の彩り豊かな姿に、ファンから「カナやん可愛い!」「カナやん大好き!!」という声が上がり、日本ガイシホールに集まった8500人のファンを魅了した。

 そしてもちろん、彼女の歌唱力が最大の魅力だ。キャッチーなサウンドに乗せたリアルな恋愛観はすでに語られていることだが、透明感があり、突き抜けていくような高音域の伸びは、ライブの会場が大きくなっていくにつれ、その本領をより発揮する。ピッチもブレることがなく、声量を自在に操りながら、グルーブを生み出すテクニックは圧巻だ。

圧巻の歌唱力を聞かせる15thシングル「たとえ どんなに…」
140318_nishino4.jpg自身最大規模のツアーは、彼女にどのような成長をもたらせるのか

 加えて、シングルのカップリングなどで多くみられる英語詞、ジェニファー・ロペスやエミネム、クリスティーナ・アギレラ、シアラなど、ヒップホップ、R&B、レゲエに傾倒したことによるリズム感が、彼女のパフォーマンスのベースとなっている。そうした歌唱力やパフォーマンスを通して聴くと、彼女の描く恋愛ソングが独特の生々しさを伴って響くから不思議だ。ライブという生の空間でしか体験することができない魅力が、彼女の音楽にはある。

 「Love Collection Tour ~pink & mint~」をスタートさせた日本ガイシホールでのセットリストでは、大ヒットシングル『会いたくて 会いたくて』や最新シングル『さよなら』などシングル曲を中心に構成され、ライブでは約2年ぶりとなるデビュー曲『I (アイ)』も披露された。今ツアーは今後、ツアーファイナル4月12日・13日の横浜アリーナ2DAYS公演まで、全国6会場12公演を行い、延べ10万人を動員する自身最大規模のツアーとなる。西野カナが培ってきた“ライブ力”を存分に感じられるであろうこのツアーをぜひ体感してほしい。
(文=編集部)

■リリース情報
『Love Collection ~pink~』
発売:2013年9月4日
価格:初回限定盤(CD+DVD) SECL-1381~2 ¥3,990(税込)
通常盤(CD) SECL-1383 ¥3,059(税込)

『Love Collection ~mint~』
発売:2013年9月4日
価格:初回限定盤(CD+DVD) SECL-1384~5 ¥3,990(税込)
通常盤(CD) SECL-1386 ¥3,059(税込)

■インフォメーション
西野カナデビュー5周年を記念した、初のオフィシャルBOOK「LOVE STORY」を3月14日(金)講談社より発売。一般発売に先駆け、3月8日(土)から始まるアリーナツアー名古屋公演から全会場にて“ライブ会場限定カバー付き”仕様で発売が決定。

■西野カナ2014全国アリーナツアー
『Love Collection Tour ~pink & mint~』
3/21(金・祝) 宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ
3/22(土) 宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ
3/29(土) 北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
3/30(日) 北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
4/05(土) 大阪城ホール
4/06(日) 大阪城ホール
4/12(土) 横浜アリーナ
4/13(日) 横浜アリーナ

アプリで読む