Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

渡哲也が肺炎のため78歳で死去、石原プロ製作「大都会」「西部警察」などに出演

ナタリー

20/8/14(金) 21:17

渡哲也

渡哲也が8月10日18時30分、肺炎のため東京都内の病院で死去していたことがわかった。78歳だった。

これは、本日8月14日に所属事務所の石原プロモーションが公式Twitterで発表したもの。同社によると、葬儀は本人の「静かに送って欲しい」との強い希望により、本日家族葬として営まれた。お別れ会、偲ぶ会などについては故人の意向により実施しないという。そして「皆様のお心の中にて故人への祈りを捧げていただけますことを心よりお願い申し上げます」と結んだ。

1941年12月28日に兵庫・淡路島で生まれた渡。弟には2017年3月14日に永眠した渡瀬恒彦がいる。1964年に日活に入社し、翌年に「あばれ騎士道」でデビュー。その後「東京流れ者」や「無頼」シリーズで一躍日活のスターとなる。

1971年、石原裕次郎が設立した石原プロモーションに入社。同社の副社長も務め、石原が死去したあとは2代目社長に就任した。1976年の東映映画「やくざの墓場 くちなしの花」では、ブルーリボン主演男優賞や毎日映画コンクール男優演技賞を受賞。同作では、渡が1973年にリリースした「くちなしの花」が使用された。1970年代後半には、石原プロ製作のドラマ「大都会」「西部警察」シリーズで主演。同シリーズは渡の代表作となった。

2005年には紫綬褒章、13年には旭日小綬章を受章。近年はスペシャルドラマ「帰郷」や「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ」で、渡瀬と兄弟で共演した。2020年7月29日から全国でオンエアされている「よろこびの清酒 松竹梅」のCM「よろこびをお伝えして50年~幻の共演~」編では、石原裕次郎と共演。渡は「最後のコマーシャルを裕次郎さんとの共演で終わらせていただきますのは感慨深いものがあります。本当に有難うございました」とコメントしていた。

新着エッセイ

新着クリエイター人生

水先案内

アプリで読む