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欅坂46 井上梨名は、バラエティへの意識が人一倍高いメンバー? 向上心の高さゆえに“キャラ”への悩みも

リアルサウンド

20/6/10(水) 6:00

 ここ最近の『欅って、書けない?』(テレビ東京)は、新型コロナウイルスの影響でリモートでの収録が続いているため、外出自粛期間におけるメンバーの生活や近況などを報告しつつ、これまでの放送を振り返る内容となっている。そんな中、二期生の井上梨名が司会陣に悩みを打ち明ける場面があった。

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「お笑い系のことをしたりもするじゃないですか。私はどういうキャラでいくべきなんだろう……みたいなことを最近思い始めて」

 これに対して司会の2人は「今のままでいい」「変に狙ったりせずに一生懸命やればいい」「君面白いよ」と励ます。先輩の土生瑞穂も続けて「そのままで良さが出てくると思う」とコメント。今回は、そんな迷走中の井上に焦点を当ててみたい。

 井上梨名は2001年生まれ。特技はソフトテニスで、中学時代は部活動でキャプテンを務めていた。兵庫県出身で関西弁の訛りが強く、たまに番組ではその点をいじられることがある。

 また、メンバーのキャッチコピーを家族にアンケートした際、彼女の母が答えたのが「“ざじずぜぞ” ザ行が言えない女の子!!」という滑舌に注目するものだった。それによって彼女に対する滑舌いじりは番組の恒例となり、一期生の菅井友香とともに“普通に喋るだけでも面白い”メンバーとなる。

 さらに、司会のハライチ・澤部佑と激しい掛け合いで笑いを取ったり、喋ってないときでも相槌や、明るい笑顔を保つなど、積極的に番組を盛り上げようとしている印象がある。先日の同番組で放送された「澤部賞チャラバトル」で司会陣に代わりMCを担当した際にも「澤部さん、自信の方は?」の質問を何度も畳み掛けるボケが決まり、スタジオをしっかり沸かせていた。スタッフの指示に忠実に従ったセリフとはいえ、タイミングや言葉のキレが秀逸で、今後もこの“井上-澤部ライン”に期待したくなるやり取りであった。

 今回の放送でも、収録前から他のメンバーと気合いを入れているというエピソードを明かしていたように、彼女のバラエティへの意識は人一倍高い。

 そんな彼女は、活動に対する意欲も非常に旺盛。昨年末に発売された『B.L.T.2020年1月号』では「今、私が誇れるものはポジティブさです。時には落ち込むこともありますが、いい方向へ考えを持っていけるようになりました」とコメント。アニバーサリーライブや「おもてなし会」を始め、夏のツアーを経て、加入時よりもひと回り成長した彼女の頼もしい言葉であった。

 それが今年発売の『B.L.T.2020年6月号』ではさらなる変化を見せる。「毎回反省がつきもので、その反省もちゃんとできるようになったかなって。最初の頃は、ただ楽しいのと、自分がうまくできなかったところで落ち込むだけで頭がいっぱいだったけど、今は『次はこうしてみよう』とか、次のチャンスに向けて考えることが増えたかなっていう気がする」と話している。反省を踏まえて次へと進もうとする彼女の真っ直ぐな姿勢がうかがえる発言だ。

 メンバーの中では特に武元唯衣と仲が良く、2人は“いのたけ”コンビとして親しまれている。先日配信されたSHOWROOMで一緒に配信した際には、鍋に入れる具の話題に始まり、ババ抜き対決をするなど、間髪入れずに展開していくテンポよいトークがファンから好評を得ていた。

 時には司会陣とも渡り合うほどのバラエティへの意識の高さ、活動へのポジティブな向上心、仲の良いメンバーとの軽快なトーク……何に対しても一生懸命なこうした姿勢が、司会陣のアドバイスの通り結果的に彼女の魅力にもつながっていると思う。

 最近陥っているという“自分のキャラ”に対する悩みについても、そもそもそうした点に悩んでいること自体に彼女の強い向上心が表れている。今後も持ち前のポジティブさで、グループを盛り上げていってほしい。(荻原 梓)

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