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藤原竜也にとって「カイジ」は宝物、ファイナルゲームの次は「帰ってきたカイジ」

ナタリー

20/1/10(金) 20:27

「カイジ ファイナルゲーム」初日舞台挨拶の様子。左から関水渚、新田真剣佑、藤原竜也、福士蒼汰、吉田鋼太郎、佐藤東弥。

「カイジ ファイナルゲーム」の初日舞台挨拶が本日1月10日に東京・TOHOシネマズ 日比谷で行われ、キャストの藤原竜也、福士蒼汰、関水渚、新田真剣佑、吉田鋼太郎、監督の佐藤東弥が登壇した。

本作は「カイジ ~人生逆転ゲーム~」「カイジ2 ~人生奪回ゲーム~」に続く「カイジ」シリーズの最終章。藤原は「街中でも『あのセリフを言ってくれ』『あんなふうにビール飲むんですか?』とか。みんなに愛される楽しい明るいキャラクターをいただいた。宝物のようなもの。福本先生と監督に感謝です」とシリーズへの思い入れの深さを明かす。タイトルの「ファイナル」について聞かれると、藤原は「皆さんの応援次第で次があるかも? 『帰ってきたカイジ』みたいな。こういうことは言っちゃいけないんで聞かないでください(笑)」と期待をあおった。

アメリカに住んでいた頃から「カイジ」シリーズのファンだったという新田は「本当に子供の頃から大好きで、藤原さんの横で舞台挨拶をできてるのが信じられない。『どんな役でもいいので出してください!』と言った覚えがあります」と満ち足りた様子。念願の藤原との共演については「『わああ!』ってなりました」と笑みをこぼし、「とりあえず藤原さんの目の前で劇中のセリフを藤原さんっぽくしゃべってみました」と語る。現場では常に藤原の近くでカイジのモノマネをしていたそうで、この日も声色低く「ここが帝愛ランドかあ!」とセリフを披露。藤原は「もうちょっとちゃんとやってもらっていいですか」と納得がいかない様子で、新田は再びモノマネをする。藤原は「似てました? 僕もやってみましょう」と、本家の威厳を示そうとするも、「ここが」の時点で吹き出してしまい失敗。いさぎよく新田の腕を「似てましたね」と認めた。

福士も藤原との念願の共演に「夢が叶った!」とうれしそうにコメント。真剣な顔付きで「藤原さんは……意外と優しい」と印象を語り、「普段の役柄も相まって、ずっと怖い人という印象があったんです。実際会ってみるととてもフレンドリー。現場に心地よく入っているような雰囲気を作っていただきました。優しさを常に隣で感じられる方です」と続ける。続く福士の「より大好きになった」という発言を受け、藤原は苦笑いをこぼしつつ「若く才能ある俳優がどんどん出てきて、共演して刺激をもらうということを実感しました。自分もそういう立場、年齢になったんだと気付かされましたね」と充実の現場を振り返った。

イベントではゲスト陣が新年の抱負を発表する場面も。カイジのセリフにちなみ「圧倒的◯◯!!」と書いた掛け軸を披露した。最後に藤原は「鋼太郎さんにすべて受け止めてもらって、新たな才能と対峙して刺激を受けました。そして監督にすごくいい作品に仕上げてもらって、とても幸せです。僕の人生の中でも『カイジ』は非常に大きなものになっていると思います。もっともっと多くの人に観ていただけるようこれからもがんばりたい」と語り、イベントを締めくくった。

(c)福本伸行 講談社/2020映画「カイジ ファイナルゲーム」製作委員会

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