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バカリズム脚本、井浦新とのW主演ドラマ『殺意の道程』放送へ 『架空OL日記』住田崇と再タッグ

リアルサウンド

20/8/2(日) 12:00

 バカリズムと井浦新がW主演を務めるWOWOWオリジナルドラマ『殺意の道程』が、WOWOWプライムにて11月9日より放送されることが決定した。

【写真】井浦新撮り下ろしカット

 本作は、『素敵な選TAXI』(カンテレ・フジテレビ系)、『住住』(日本テレビ系)、『架空OL日記』(日本テレビ系)などのバカリズムによるオリジナル脚本で描かれる新感覚サスペンスコメディ。

 取引会社社長の裏切りに遭い自殺した男の息子と従弟が、社長に復讐を誓う。綿密な計画を立て、完全犯罪の準備を行おうとする2人だが、事はそう上手くは運ばない。どこで打ち合わせをするのか? 必要な物資は? いつ行うのか? 復讐というシリアスな設定の中で、本来ならば省略されるであろう、どうでもいい部分を細かくリアルに描く。

 復讐を目的に“初めての殺人”に挑む従兄弟同士という役で、バカリズムと井浦が本作で初共演を果たす。『住住』『架空OL日記』でバカリズムとタッグを組んだ住田崇が、全7話の演出を務める。

・脚本・主演 バカリズム(吾妻満役)
今回、サスペンスコメディの脚本を手がけた想いをお聞かせください普通のサスペンスドラマでは省略されるような部分を、細かく描いたら意外と面白いんじゃないかと思って書いてみました。井浦新さんとは初共演となりますが、撮影はいかがですか企画書の段階で一馬役は井浦さんにやっていただきたいと思っていて、正式に決定する前から勝手に当て書きで脚本を書いていたので、引き受けていただいてほっとしています。井浦さんとは年齢も近いので、空き時間に漫画やテレビの話をしたり、とても楽しく撮影しています。視聴者へのメッセージをお願いします一応、サスペンスコメディとは言っていますが、多分あまり見たことがないタイプの変なドラマになっていると思います。面白いので、必ず最終話まで観てください。

・主演 井浦新(窪田一馬役)
最初に脚本を読んだ時の感想をお聞かせくださいタイトルの「殺意の道程」から重々しい印象を受けて、1ページ1ページ息をのみながら読み進めていくと、次第にこの会話劇はどこに向かっていくのだろうと。最後までひたすら楽しんで読ませていただきました。バカリズムさんとは初共演となりますが、撮影はいかがですか一馬と満は親戚で仲が良いけれど、ほどよい距離があります。読み合わせでも二人の呼吸やリズムを確かめられましたが、その感覚を今回の芝居場でより感じました。テストで二人の芝居を見た住田監督から「もっとシリアスにやってみましょう」という演出をしていただいて以降、お互いのピースがはまったような気がしています。基本ベースにシリアスさがありながら、二人がどんどんズレていって、どこまでも転がっていきます。満を演じるバカリズムさんのぶれない独特なテンポを一馬として、どう受け止めてキャッチボールしていくかを楽しみながら演じています。視聴者へのメッセージをお願いしますシリアスな復讐劇が根底にあって、そこにあるメッセージ性をバカリズムさんの世界観やユーモアで包み込んでいます。観てくださる方たちには、どこに向かっていくのか分からないバカバカしさが面白さとなって伝われば良いなと思っています。生きる喜びや目的をどこかに置き忘れてしまった男たちが、復讐を通して知らず知らずのうちに少しずつ「人生のきらめき」を取り戻していく物語でもあります。最後まで観終わった後に、登場人物から「小さな喜びや希望」を感じ取っていただける作品になれたならと思います。

(リアルサウンド編集部)

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