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「秘密への招待状」監督、妻のジュリアン・ムーアと「2人で役を深めることができた」

ナタリー

21/1/19(火) 9:30

バート・フレインドリッチ

「秘密への招待状」より、監督を務めたバート・フレインドリッチのインタビューコメントが到着した。

ジュリアン・ムーアとミシェル・ウィリアムズが共演した本作は、スサンネ・ビアの監督作「アフター・ウェディング」をハリウッドリメイクした作品。インドで孤児たちの救援活動に人生を捧げるイザベルのもとに、ある日、多額の寄付の話が舞い込む。ニューヨークまで支援者のテレサに会いに行ったイザベルは、寄付金のために渋々テレサの娘の結婚式に出席することに。しかしその結婚式でテレサの夫が元恋人オスカーであり、目の前の新婦グレイスがオスカーと自身の娘だと気付く。ムーアが主人公のテレサ、ウィリアムズがイザベルを演じた。

オリジナル版では男性2人の物語だったが、主人公を女性に変更した本作。フレインドリッチは「主人公の性別を変えることで、オリジナル作品が持つ力強さを維持しながらも、違ったテイストを加えられると思いました」と語る。またムーアの夫でもある彼は「とてもパワフルな女優と一緒に生活しているので、俳優に大きな尊敬の念を抱いています」と述べ、「今、少しずつ女性の役割が変わってきていることを感じていますが、複雑な役を女性が演じることはまだ少ない。主役を男性から女性に変更することで、物語がより今に即したものになると思ったんです」と自身の考えを明かした。

「ジュリアンは早い段階から本作に関わっていました」と回想するフレインドリッチは、「ジュリアンが飛行機で脚本を読んでいるのを盗み見たとき、彼女は泣いていた。そのとき、彼女が本作の出演を引き受けてくれると思いました。一緒に暮らしているので、2人で役を深めていくことができましたね」と述懐。そして「ジュリアンとミシェルを得たこと、またアビー・クインのように役の複雑性を理解できる役者と仕事ができるのは素晴らしいことです。自分が想像できなかった要素を彼女らが埋めてくれました」とキャストに賛辞を送った。

「秘密への招待状」は、2月12日に東京・TOHO シネマズシャンテほか全国で公開。

(c)ATW DISTRO, LLC 2019

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