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いま、最高の一本に出会える

健人役の三浦貴大。

三浦貴大と夏帆、ドラマ「ひとりキャンプで食って寝る」隔週で主演務める

ナタリー

19/8/30(金) 8:00

テレビ東京の10月期ドラマ「ひとりキャンプで食って寝る」にて、三浦貴大と夏帆が隔週で主演を務めるとわかった。

“ソロキャン”と呼ばれる“ひとりキャンプ”と食事をテーマとした本作。独自のひとりキャンプを謳歌する男女が、行く先々で人々と出会い、さらなる食の世界に魅了されていくさまを描く。

本作では、隔週で主演と監督が交代。三浦が主演、「俳優 亀岡拓次」の横浜聡子が監督を務める奇数話では、キャンプをしながらの缶詰料理に幸せを見出す男・健人の物語がつづられる。そして夏帆が主演し、「素敵なダイナマイトスキャンダル」の冨永昌敬がメガホンを取る偶数話では、自然に分け入って自ら食材を獲り、その場で調理して食べることが好きな女性・七子の物語が展開していく。脚本は冨永のほか、保坂大輔、飯塚花笑が手がけた。

この発表にあたり三浦は「私と同じ、休日を家で過ごしている人にこそ見てほしい。キャンプにハマっても放送日だけは家でテレビの前にいてくださいね」とコメント。そして夏帆は「毎日釣りをして、料理をして、美味しいものを食べて。これ本当に仕事なの?と疑うぐらい楽しい日々でした」と撮影を振り返る。また横浜は「変化とか成長とか胡散臭い言葉に人生をかすめ取られたりしない、孤粋なソロキャンパー、健人と七子。二人がとても好きだ」と、冨永は「(健人と七子の)共通点といえば、『ひとりキャンプ』と謳いながらも毎回キャンプ場に行くものだから誰かと出会ってしまい、相手の人生に少しだけ触れてしまうという矛盾でしょうか。七子も健人も、結局一人になれないわけです。そして、本当のソロキャンプは遭難したときにやっと可能になる、と思い至って、シナリオを書きながら肝を冷やしたことを打ち明けておきます」と語った。

「ひとりキャンプで食って寝る」は、10月18日以降、毎週金曜24時52分から放送。

ドラマ25「ひとりキャンプで食って寝る」

テレビ東京・テレビ大阪ほか 2019年10月18日(金)放送スタート 毎週金曜 24:52~25:23

三浦貴大 コメント

自然の中で人と出会い、そして食事をし、眠るだけ。社会での生活から一歩足を踏み出すだけで、そこには素敵な非日常が待っている。私自身、なかなか出不精で休日なんかも家にいることが多い。
しかしこのドラマをキッカケにアウトドアの魅力に再度気付くことができた。
食事もカップラーメンや缶詰に少し手を加えたもの。後は寝る。ひとりで。
ただそれが「キャンプ」になっただけでこんなにもワクワクするものになるとは。
私と同じ、休日を家で過ごしている人にこそ見てほしい。
キャンプにハマっても放送日だけは家でテレビの前にいてくださいね。
一人遊びの魅力が詰まったドラマをぜひご覧ください。

夏帆 コメント

冨永監督と仕事がしたいと言い続け、今回やっと念願かないました。
まず脚本の面白さに驚き、さらに現場では冨永さんの演出によって脚本以上に面白いものになる。
毎日釣りをして、料理をして、美味しいものを食べて。
これ本当に仕事なの?と疑うぐらい楽しい日々でした。
わたしも七子のような飲み友達がほしいです。

横浜聡子 コメント

どうやら冨永監督回は「主人公がキャンプに行って魚を釣って食べる」らしい。わー、何だか面白そう。
一方横浜回は「主人公がキャンプに行って缶詰食べる」。ひとりでキャンプ行って缶詰?
葛藤も成長も見当たらぬ。え、それってドラマになるっけ? え……という戸惑いと共に企画が始まった。

ところがキャンプというやつの蓋を開けると、風も吹けば雨も降る。獣の気配に虫刺され。寒くて暑い。腹が減る。六感はいつもフル稼働、自然はおろか自分自身すらままならないという事実に出会う。そんなままならなさの集積ののち、「食って寝る」ことにありつける一日はほとんど奇跡だ。
あ、ドラマはちゃんと、ここに在った。

主人公・健人の「ドラマ的成長」はと言えば、「特に成長しないこと」に尽きる。時に人に出会い助けたり助けられたりするけれど、それは彼の頬を撫でるほどの薫風に過ぎず、彼が感情を露わにするのはほとんど、自然に囲まれてひとり、口の中に缶詰料理とお酒を入れモグモグさせている瞬間だけなのだ。変化とか成長とか胡散臭い言葉に人生をかすめ取られたりしない、孤粋なソロキャンパー、健人と七子。
二人がとても好きだ。観てくださいね。

冨永昌敬 コメント

夏帆さん演じる主人公の七子は、一緒にキャンプに行った友だちが急に帰ってしまって、やむをえずソロキャンプに挑戦することになります。食べるものはありません。しかしたまたま出会った釣り人に手ほどきを受け、思わぬ収穫に恵まれます。そして釣ったばかりの小さな魚をテントの前で唐揚げにして食べたとき、彼女のなかに眠っていた「獲る」スイッチが点灯したのでしょう。それから毎週末のように、魚やキノコや山菜を求めて一人で山や海に通うようになるのでした。
ざっと解説すれば、このような、特にこれといった重大事のない話なんですけども、「獲る(採る)」といっても魚にせよキノコにせよ、決して簡単ではありません。なにしろ相手は野性の知恵を身につけています。魚であれば、本能に組み込まれたその厳格な警戒心を解きほどき、いかに騙して釣り針を食わせるかが肝になってきます。そんなのが容易くできてしまうほど魚はバカじゃないし、自然は甘くないし、そして七子はすべてにおいて初心者なのでした(料理は上手いけど)。従って彼女はいつも狙った通りの獲物を得ることができず、その代わりに自分の胃袋を満たしてくれる別の獲物を探し求める羽目になります。狙った獲物に出会うまで諦めないのも人間の執念ですが、何でもいいから獲れるものを獲って、どうにかして食ってやろうとするのが七子という人の性分なのです。こうした七子の食べることに対する素直さと発見を、夏帆さんはすごく爽快に表現してくれました。

初夏の撮影現場では、それでも夏帆さんに実際に魚を釣ってもらおうと、磯釣りや渓流釣りにチャレンジしてもらいました(一応「釣れる」シーンもあるので)。撮影前に僕が「小さいのなら釣れると思いますよ」なんて言ったものだから、夏帆さんも釣りを楽しみにしていたようです。また僕のほうも、夏帆さんに本当に釣ってもらいたくて、過去に僕自身がそこそこ大きなメジナやクロダイを釣った実績のある磯をロケ地に選びました。つまり僕は、釣り初心者の夏帆さんが「初めて釣った」貴重な瞬間を、主人公・七子の「ようやく釣れた」感動の場面に重ねようとしていたわけです。
しかし(自分に言い聞かせるように)繰り返しますが、「そんなのが容易くできてしまうほど魚はバカじゃない」わけです。「釣れない」シーンでも釣れないし、「釣れる」シーンでも釣れない。僕は夏帆さんが「監督、小さいのなら釣れるって言ってませんでした?」と言い出すんじゃないかとヒヤヒヤしながら、いっぽう漁師さんから仕入れてきた活魚を針に付けて「釣れたことにする」ための決断を迫られてもいました。だから僕は、あるシーンの撮影中に夏帆さんが「本当に釣った」瞬間、喜びのあまりつい声を上げてしまいそうになったわけです。
撮影に際しては、キノコ狩り名人、プロ釣り師、釣りインストラクター、捕まえて食べる名人、など多くの方の監修に助けられました。夏帆さんは釣りにハマってしまったようで(ハマるほど釣らせてあげられなかったんですが、夏帆さんは優しいです)、それを知った関係者がこぞって「夏帆さんに釣りを教えたい」と言い出しました。秋~冬に旬を迎える魚は多いので(キノコもです)、このドラマの放映の時期には、夏帆さんは七子のように海や山を渡り歩いているかもしれません。ぜひでかい魚を釣ってください。

ところで「ひとりキャンプで食って寝る」という作品は、僕が監督した七子の回と、横浜聡子監督によるもう一人の主人公・健人(三浦貴大くん)の回を交互にバトンタッチする構成になっています。なんとなくキャンプに出かけて、わけありの他者をついつい吸い寄せてしまう苦労人ホイホイのような健人を、横浜監督と三浦くんは含みを持たせた絶妙なバランスで描いています。ちなみに七子と健人はまったくの赤の他人で、一度も遭遇しません。共通点といえば、「ひとりキャンプ」と謳いながらも毎回キャンプ場に行くものだから誰かと出会ってしまい、相手の人生に少しだけ触れてしまうという矛盾でしょうか。七子も健人も、結局一人になれないわけです。そして、本当のソロキャンプは遭難したときにやっと可能になる、と思い至って、シナリオを書きながら肝を冷やしたことを打ち明けておきます。

滝山直史(プロデューサー)コメント

テレビや雑誌、ネットでよく見かける「キャンプ」「ソロキャン」「ひとりキャンプ」の文字。
このドラマでは、「ひとりでキャンプに行き、食べたいものを食べて、寝る」という贅沢な時間の過ごし方を、主役・監督・脚本・スタッフが隔週で交代する形で描いています。
奇数話は、三浦貴大さんと横浜聡子監督。偶数話は、夏帆さんと冨永昌敬監督。
「ひとりキャンプ×食」という共通のテーマで撮影しつつ、奇数話と偶数話では全く異なり、両俳優、両監督の個性溢れる内容に仕上がりました。落ち着いたキャンプを行う健人と、たくましく成長する七子の物語を、ぜひお楽しみください。

(c)「ひとりキャンプで食って寝る」製作委員会

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