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和牛、初の料理本『和牛キッチン』刊行にご満悦 水田「川西を道場六三郎さんと対戦させたい」

リアルサウンド

20/6/5(金) 13:58

 お笑いコンビ・和牛(水田信二/川西賢志郎)が初めての料理本『cookpad 公式レシビ「和牛キッチン 川西シェフ・助手水田」』の発売を前に、6月4日、オンライン囲み取材を開催した。

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 本著はCookpadのクッキングLiveアプリ「cookpadLIVE」で配信されている番組『和牛キッチン-川西シェフと助手水田-』で紹介したレシピの中から反響の大きかった63品を紹介。約2年続く番組のエピドードを振り返るとともに、このために撮り下ろした2人の写真やロングインタビューも掲載されている。

 料理初心者の川西シェフを元料理人の水田が助手として支えながら、料理するという同番組。1冊の本としてレシピがまとめられたことに、川西は「元々、番組は3カ月の予定でお話をいただいて。『ありがとうございます。やらせていただきます』というかたちで始まったものがCookpadさんのご好意、そして観ていただいている方のおかげで、本というかたちになるとは」と喜びを噛みしめる。

 元々、レシピ本を出すことが夢だったという水田が「レシピ本を出したくて、お笑いの世界に入った」とボケると、川西は「間違ってるで、自分。それなら、あのまま料理人やっといたほうがよかったんちゃう?」とツッコんだ。

 料理初心者だった川西の上達ぶりは、元料理人の水田も認めるところで、「漫画の主人公みたいに成長してる。なんなら、料理を始めたときにできなかったことも、終わる頃にはできるようになってる。それくらい成長の速度がすごい」と太鼓判を押す。「僕ももっと影から支えて、シェフをもっと上達させて最強にして、道場六三郎さんと対戦させたい」と続けると、川西は「すごいとこまでいかそうとしてるやん。お前がそこまでいけや!」と威勢よくツッコむ。

 さらに、川西は「相方は元々料理人なので、どうやって作るんだろう? どうやってやればいいんだろう?という疑問が出てきた時のサポートは、初回から抜群」と水田に感謝しながらも、「助手として1点、何か文句を言うとしたら、助手専用の“シェフの汗を拭くミニタオル”が全然活用されない。汗、拭いてくれへんやん」とチクリ。その言葉に、水田が「毎回ポケットには入れてるけど、料理に入ったら集中して忘れちゃう。すいません!」とテーブルすれすれまで頭を下げると、川西は「ここまで謝ってくれるなら許しますわ!」と声をあげて大笑いした。

 囲み取材前に行われた2カ月ぶりの配信は、3万人が視聴するほどの人気ぶり。「絶対においしくなるレシピで作っていくのは楽しい」と話す水田は、「そのおかげで安心してボケたりツッコんだり、本分のお笑いも忘れずに楽しくやれてます」と番組に感謝する。

 料理することを楽しんでいる川西は「(この番組は)時間も曜日も決まってないので、ルミネでバーっと漫才をやった30分後に料理を作ってると“さっきまで漫才してたのに俺、大根炒めてるやん”って思ったりして、生活のアクセントになっているのが楽しいですね」と話す。「特に今なんかは家にいる時間が長いので、料理を作っています」と明かしつつ、「本には63品も入ってますけど、もう50品くらいは忘れてる。その時はおいしかったぁって言うてますけど覚えてなかったりもするので、こんなレシピあったなぁって言いながらもう1回、早よ作りたいですね」と本の完成を待ちわびているようだ。

 今後の2人には「ハワイで生配信したい」という野望も。水田が「ハワイの食材を使って、ハワイの人に料理を教わって」と話すと、川西は「水田くんがこう言うてくれてますけど、ただ僕らがハワイに行きたいだけっていうのが本音(笑)」と続けた。

 『cookpadLive 公式レシピ「和牛キッチン 川西シェフ・助手水田」』は、6月20日に発売。次回の番組は発売前夜となる6月19日19時に配信される。また、7月10日から24日まで、大阪・cookpad studio 心斎橋にて、本著発売を記念した『和牛キッチン』コラボカフェの開催も決定した。

(取材・文=タカモトアキ)

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