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中井貴一&天海祐希が「葬送歌」を朗読、「劇場の灯を消すな!」PARCO劇場編

ナタリー

20/8/28(金) 12:00

左から中井貴一、天海祐希。(撮影:宮川舞子)

WOWOWライブ「劇場の灯を消すな!PARCO劇場編 三谷幸喜×箭内道彦~Road to PARCO THEATER“劇場に灯あれ!”」の放送日が10月31日に決定し、中井貴一と天海祐希の出演が発表された。

「劇場の灯を消すな!」は、公演の延期・中止が続く中でWOWOWが劇場と協力し、オリジナル番組を制作・放送する演劇プロジェクト。Bunkamuraシアターコクーン編、サンシャイン劇場編、本多劇場編に続き、今回は東京・PARCO劇場が舞台となる。第1部では、ドラマとドキュメントで構成された三谷幸喜と箭内道彦による「“on the Road to~”」、第2部では井上ひさし作「十二人の手紙」より「葬送歌」を三谷が演出する朗読劇が披露され、中井と天海はこの朗読劇に出演する。

出演に際し、中井は「悩みながらリハーサルをしたら、三谷さんから『もっと感情を入れて大丈夫ですよ』と言って頂けて、気持ちを開放しながら朗読することができました。お客様に楽しんで頂ければ幸いです」と視聴者にメッセージを送り、天海は「劇場の灯を消すなの想いを込めた、この朗読劇。劇場の灯を灯し続け、沢山の可能性と夢をお客様に届けられたら……と願っています」と思いを述べた。2人からのコメント全文は以下のとおり。

中井貴一コメント

高校生の頃からよくパルコ劇場に来ていました。その頃は全く俳優になろうと思ってなかったですが、もし自分が舞台に出るんだったらここしかない!と感じていたんです。意味が分からないですよね……(笑)。

パルコ劇場は、俳優を目指していない頃の私にそう思わせてくれた思い入れのある劇場です。新しくなり、今日初めて舞台上に立ちましたが、昔のパルコ劇場のこじんまりとした空気感が残っていてとても幸せです。そして新しい劇場で、お客様の入っていない、カメラの前だけで朗読劇をやらせていただけたのはとても贅沢な時間でした。朗読劇はお芝居と違って、あまり感情過多になってもいけないですし、淡々と読むだけでは面白味にかける部分もあり、とても難しいんです。

悩みながらリハーサルをしたら、三谷さんから「もっと感情を入れて大丈夫ですよ」と言って頂けて、気持ちを開放しながら朗読することができました。お客様に楽しんで頂ければ幸いです。

天海祐希コメント

パルコ劇場は、宝塚を退団して初めて立った劇場ですし、新しくなっても常にそこに居てくれる存在です。とても見やすくて、素敵な劇場。そして熱意のあるスタッフの皆さんがいる、私にとって凄く身近な劇場です。

朗読劇は初めてで、緊張しました。今回、舞台上と客席で収録でしたので、舞台上にいる時とは、また違う緊張感が客席ではありました。台詞を覚えて演技すると言う事ではない芝居のやり取りは、とても新鮮で楽しかったです。

中井さんとは、こんなにがっつりお芝居をしたのは初めてで、ちょっとドキドキでした。三谷さんの演出は、リハーサルをやっていくつかダメ出しがあったくらいだったので、私、大丈夫かなぁと、こちらもドキドキでした。

劇場の灯を消すなの想いを込めた、この朗読劇。劇場の灯を灯し続け、沢山の可能性と夢をお客様に届けられたら……と願っています。

WOWOWライブ「劇場の灯を消すな!PARCO劇場編 三谷幸喜×箭内道彦~Road to PARCO THEATER“劇場に灯あれ!”」

2020年10月31日(土)19:00~

第1部「“on the Road to~”」

参加:三谷幸喜、箭内道彦

第2部「井上ひさし『十二人の手紙』より『葬送歌』」

作:井上ひさし
演出:三谷幸喜
出演:中井貴一、天海祐希

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