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ナイロン100℃約3年ぶり新作公演『イモンドの勝負』ビジュアル公開&主宰ケラリーノ・サンドロヴィッチのコメント到着

ぴあ

ナイロン 100°C 47th SESSION『イモンドの勝負』チラシ中面

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劇作家・演出家、ケラリーノ・サンドロヴィッチ率いる劇団・ナイロン100℃の約3年ぶりとなる新作公演『イモンドの勝負』のチラシビジュアルが公開された。あわせて、ケラリーノ・サンドロヴィッチからのコメントも到着。本作について、「(前略)大倉(孝二)演じる男が、勝って勝って勝ちまくってると思い込むお話です。たぶん。よろしくお願い。」と綴っている。

2018年上演の46th SESSION『睾丸』以降、2020年年末に下北沢 ザ・スズナリで予定されていた劇団公演が新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け中止となり、はからずも長い空白期間を経たナイロン100℃。ファンにとっては待ちに待った約3年ぶりの劇団新作舞台となる。

大倉孝二が選手宣誓のポーズを取っている色鮮やかなビジュアルが目を引くチラシビジュアルには、彫刻家・ねがみくみこの作品が随所に散りばめられており、不思議な魅力を放っている。出演はほかに、みのすけ、犬山イヌコ、三宅弘城、峯村リエ、松永玲子といった鉄壁の劇団メンバーに加え、客演として赤堀雅秋、山内圭哉、池谷のぶえが参加。最強メンバーが一堂に会し、どんな作品になるのか期待が高まる。

ナイロン100℃久々のナンセンスコメディを、劇団のホームグラウンドとも言える下北沢・本多劇場で上演する本公演。東京公演は11月20日より12月22日まで上演後、兵庫、広島、北九州と各地公演を予定している。

現在キューブのメルマガ会員「cubit club plus」では東京・各地のチケット最速先行を10月5日正午まで受付中。東京公演一般発売は10月23日開始予定。

以下、主宰・ケラリーノ・サンドロヴィッチのコメント全文(チラシコメントより)

久し振りにしっちゃかめっちゃかな舞台を創ってみたくなって、仮チラシには「観なくても損はない、捨て身の出鱈目芝居」なんてコピーを載せてみたものの、いざ台本を書こうと思うと、若い頃のように「捨て身」になんかまったくなれなかった。劇団員たちだって、口ではなんとでも言うだろうが、「捨て身」で稽古からの三ヶ月弱を過ごせるわけがない。客演してくれる三人は尚更だ。呼んでおいて「捨て身」はないだろう。しかもコロナ禍に。

ただ、ナンセンス・コメディばかりを連発していた頃の私には成し得なかった舞台にはしたいのだ。毎日どこかしらが痛む身体をなだめつつ、ナンセンスの、或いは、不条理の、と言った方がしっくりくるトーンになるかもしれないが、ともかくソレの極北に行ってみる覚悟。うっちゃることなく、ブラリと皆で出掛けてみる。そこで見るだろう景色は、まだ私にもわからない。

大倉演じる男が、勝って勝って勝ちまくってると思い込むお話です。たぶん。よろしくお願い。

主宰:ケラリーノ・サンドロヴィッチ

公演概要
ナイロン 100°C 47th SESSION『イモンドの勝負』

作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:大倉孝二 /
みのすけ 犬山イヌコ 三宅弘城 峯村リエ
松永玲子 長田奈麻 廣川三憲 喜安浩平 吉増裕士 猪俣三四郎 /
赤堀雅秋 山内圭哉 池谷のぶえ

【東京公演】
2021年11月20日(土)〜12月12 日(日)下北沢 本多劇場
チケット料金:
一般:7,600 円 (前売・当日共/全席指定/税込)
学生割引券:5,000 円(チケットぴあ前売のみ取扱/税込)

チケット一般発売:2021年10月23 日(土)

【兵庫公演】12 月 18 日(土)〜19 日(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
【広島公演】12 月 21 日(火)JMSアステールプラザ 大ホール
【北九州公演】12 月 25 日(土)〜26 日(日)北九州芸術劇場 中劇場

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