ベネディクト・カンバーバッチ主演作「エジソンズ・ゲーム」の本編映像がYouTubeで公開された。

“電流戦争”の実話にもとづく本作では、発明家トーマス・エジソンと実業家ジョージ・ウェスティングハウスが電力システムの主張で対立するビジネスバトルが描かれる。カンバーバッチがエジソン、マイケル・シャノンがウェスティングハウスを演じ、トム・ホランドがエジソンを支える助手に扮した。

解禁となったのは、エジソンとタペンス・ミドルトン扮する妻メアリーの夫婦愛を感じられるシーン。エジソンは自ら発明した蓄音機の前で、冗談を言いながらメアリーと口づけを交わし、父そして夫としての温かな一面を見せる。しかし次の場面で出資者のJPモルガンから電話が掛かってくると、発明家の顔へと一変する。

このたびメアリーや、キャサリン・ウォーターストン演じるウェスティングハウスの妻マーガリートの場面写真も到着した。天才を支えた妻たちの存在について、カンバーバッチは「2人とも奥さんたちの支えがなかったら成功していなかったと思う」と話す。

ミドルトンは本作で2回目の共演となったカンバーバッチについて「彼は一緒に仕事をするのが楽しい素敵な共演者。どんな役であろうと、遊び心を持って、演じる人物の新しい一面を見つけ出す人です。エジソンの晩年の写真や動画を見ると、お堅い老紳士のイメージがあったけど、ベネディクトは若い頃のエジソンを演じているというのもあって、生き生きとした情熱的なエジソン像を作り上げている。そういうことにとても長けています」と印象を語った。

アルフォンソ・ゴメス＝レホン監督作「エジソンズ・ゲーム」は6月19日に東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。

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