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アニキ!アニキ!ザ・リーサルウェポンズ、観客と大フィーバーした鶯谷の夜

ナタリー

20/11/7(土) 10:52

ザ・リーサルウェポンズ(撮影:片岡光正、kimi)

ザ・リーサルウェポンズが11月6日に東京・東京キネマ倶楽部でワンマンライブ「哭くよウグイス Hey!& 叫!」を開催した。

8月に1stシングル「半額タイムセール」でメジャーデビューし、9月に「特攻!成人式」、10月に「押すだけDJ」と3カ月連続でシングルをリリースしたザ・リーサルウェポンズ。彼らのシングル連続リリースを記念して企画された東京キネマ倶楽部公演は入場者数を絞って有観客で行われ、チケットは即日完売となった。また会場に足を運べない人のために有料配信が行われ、会場とオンラインで多くのポンザー(ザ・リーサルウェポンズファンの呼称)が彼らのパフォーマンスを見届けた。

開演時間を迎えると、ステージ後方のスクリーンにサイボーグジョー、アイキッドが結成の地・都立家政の駅を出発する映像が流される。その後ステージに2人が登場し、「アニキ! アニキ!」という歓声のSEから代表曲「80年代アクションスター」を披露。観客は声を挙げられないという条件付きでの参加となったが、大きく腕を上げ、手拍子をしてライブを楽しんだ。「クールジャパン」「東海道中膝栗毛」と日本をテーマにしたキャッチーな楽曲のあとには、サイボーグジョーが「オーマイガー! ありがとう! めちゃめちゃ盛り上がってるよ! 本当にありがとうございますよ!」と話し、観客との再会を喜んだ。

ザ・リーサルウェポンズはメジャーデビュー曲「半額タイムセール」を熱く届け、Hondaのスーパーカブを称える「Super Cub is No.1」の演奏後に一旦ステージを退場。スクリーンに麻雀に興じる2人の映像が投影されたあと、サイボーグジョーとアイキッドは漫才コンビのように「どーもー」とステージに舞い戻り、「なんでやねん」をパフォーマンスした。続いてCAPCOMの人気格闘ゲーム「ストリートファイターII」とのコラボレーションで話題になった「昇龍拳が出ない」で大きな盛り上がりを生み出した2人は、「今日は金曜日ですよね! 次は社畜の曲だよ!」というサイボーグジョーの言葉のあとに「プレミアムフライデーナイト」、Judas Priestの「Breaking the Law」を彷彿とさせるフレーズを織り交ぜたヘビーチューン「プータロー」を連投。アイキッドがサイボーグジョーを羽交い締めにしながらステージをあとにすると、スクリーンにそのケンカの続きが映し出された。映像の中で2人はコインランドリー、公衆電話、ブックマート都立家政店でバトルを繰り広げた。ライブ終盤には2ndシングル「特攻!成人式」や、会場をダンスフロアに変える「マハラジャナイト」で観客の心を踊らせたザ・リーサルウェポンズ。高いテンションを保ったまま2人はポンズ流のパーティチューン「ホッピーでハッピー」でステージを元気に駆け回り、「We are ザ・リーサルウェポンズ!」と叫んでライブを終えた。

アンコールを求める観客の手拍子に合わせて、「アニキ! アニキ!」コールの音声が場内に流れる。ザ・リーサルウェポンズはライブグッズのTシャツを着てステージに再び登場し、グッズ購入を呼びかけると共に、11月13日から東京・中野ブロードウェイにある墓場の画廊でポップアップストア「冬の大ポンズ博 2020」が催されることを告知した。トークに続けて2人はMVでDJ KOO(TRF)とコラボしたことでも話題になった3rdシングル「押すだけDJ」をパフォーマンスし、ラストにはキラーチューン「きみはマザーファッカー」を投下。爽快感のあるサウンドと毒気のあるメッセージで観客を笑顔にさせ、ライブを大団円へと導いた。

ザ・リーサルウェポンズ「哭くよウグイス Hey!& 叫!」2020年11月6日 東京・東京キネマ倶楽部 セットリスト

01. 80年代アクションスター
02. クールジャパン
03. 東海道中膝栗毛
04. 半額タイムセール
05. Super Cub is No.1
06. なんでやねん
07. シェイキン月給日
08. 昇龍拳が出ない
09. プレミアムフライデーナイト
10. プータロー
11. 特攻!成人式
12. マハラジャナイト
13. ホッピーでハッピー
<アンコール>
14. 押すだけDJ
15. きみはマザーファッカー

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