DISH//の矢部昌暉が主演する舞台「『天才てれびくん the STAGE』～バック・トゥ・ザ・ジャングル～」の開幕直前取材および公開ゲネプロが、昨日6月19日に東京・渋谷区文化総合センター大和田 さくらホールで行われた。

「天才てれびくん the STAGE」は、大人になったてれび戦士と舞台版の新キャストが作り上げる、NHKの人気番組「天才てれびくん」の舞台化作品。第2弾となる今回の「『天才てれびくん the STAGE』～バック・トゥ・ザ・ジャングル～」では、西川貴教演じるマーヴェラス西川の力によって大昔のジャングルに飛ばされたてれび戦士の矢部、長江崚行、伊倉愛美、千葉一磨が、娯楽を禁じられた村に娯楽を取り戻すべく奮闘する。

元てれび戦士で今回主演を務める矢部は、本名および普段と同じ「特技はギターと一発ギャグ」というキャラクターで「天才てれびくん the STAGE」の舞台に立つ。矢部は自己紹介をしたのち、「カンパニーみんなで楽しくわいわい作ってきたので、明るいパワーが詰まった作品です」と作品の魅力を報道陣に伝え、「そんな中にメッセージ性もしっかりとあるので、そういった部分もしっかり伝えていきたいです」と意気込みを見せた。

娯楽を禁止された村から逃げてきた少女・ミーサを演じるのは乃木坂46の伊藤理々杏。伊藤は「『天才てれびくん』を観ていた身としては（舞台出演は）本当にうれしいです」と喜び「暗いムードを吹き飛ばすような元気にあふれている作品なので、観に来てくださる方に楽しんでいただけたら」とコメントした。

また、ジャングルの元村長・ムラナガ役で舞台に初挑戦するチャンカワイ（Wエンジン）は、「41歳初舞台の男がやる舞台じゃないですよ、激しい！（笑）」と、カンパニーの活気あふれる雰囲気を笑い混じりに表現した。登壇者が順に意気込みを語ったのち、改めて挨拶に立った矢部は、緊急事態宣言の期間延長を受けて6月19、20日の公演が中止となってしまったことに触れ「本来ならば今日から上演の予定でしたが、こういった状況下のため中止となってしまいました。けれど、21日からはできることになりましたので！」と前を向く。そして「乃木坂46の伊藤理々杏さんも出演しているので、ぜひ記事を書いて、たくさん紹介していただけたら！」と報道陣にアピール。矢部の言葉に共演者たちは「おんぶに抱っこじゃん！（笑）」と総ツッコミを入れ、名前を挙げられた伊藤は「えっ私？（笑） いや、DISH//さんも出ていますから！」と矢部に返していた。

公演は6月21日から26日まで渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール、7月10、11日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで上演される。