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エル・ファニング、将来は歌手活動も視野!? 『ティーンスピリット』で憧れの役射止めた胸中語る

リアルサウンド

20/1/3(金) 13:00

 1月11日公開の映画『ティーンスピリット』で主演を務めたエル・ファニングのコメントが到着した。

参考:エル・ファニングが「ダンシング・オン・マイ・オウン」を歌い上げる 『ティーンスピリット』本編映像

 本作は、『ラ・ラ・ランド』のスタッフが再集結し、『マレフィセント』のファニングが主演を務める青春音楽映画。『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』など俳優としても活躍するマックス・ミンゲラが監督を務め、共演には『アイアンマン3』のレベッカ・ホールらが名を連ねる。

 イギリスの田舎町、ワイト島。移民として母子家庭で育った内気な主人公のヴァイオレット・ヴァレンスキ(エル・ファニング)にとって、音楽だけが現実の世界から自分を解き放ってくれる心の拠り所だった。そんな彼女はある日、地元で国際的に有名な人気オーディション番組“ティーンスピリット”の予選が行われることを知る。町を抜け出し、歌手になる夢をつかむため、彼女は自らの歌声ひとつでオーディションに挑む決意をする。

 ファニングは 「いつも『ザ・ヴォイス』や『アメリカン・アイドル』を見てました。だからこの作品をやりたかったの」と数々の有名オーディション番組をよく見ていたと明かす。ヴァイオレットはイギリスに暮らすポーランド移民という設定の役だったため、ミンゲラ監督をはじめスタッフたちは、ポーランド人で歌の歌える役者を探していたそうだが、そんなスタッフをも熱意で説得する形で役を自ら取りに行ったというほど、ファニングの本作への思い入れは強い。

 さらに、「私は歌手としては知られていなかったので、この役をもらうために歌手ができるということを証明しなくてはなりませんでした。そして、マックス・ミンゲラ監督に会って話をしたら、この映画を同じように捉えていたし、同じビジョンを持っていることが分かりました。それで余計にどうしてもこの役をやりたくなって、チャレンジを決意したんです」とミンゲラ監督との対話を通して、自身のハングリー精神に火がついたことを明かした。

 そして、「3カ月間毎日歌の特訓をしました。音楽プロデューサーのマリウス・デ・ヴリーズとヴォーカルトレーニングをしたんです」とファニングが語る通り、撮影前、3カ月におよぶボイストレーニングで講師を務めたのが、『ラ・ラ・ランド』でもエグゼクティブ音楽プロデューサーを務めたマリウス・デ・ヴリーズ。ヴリーズとファニングの関係は、監督からも「お互いを尊重しているので、それが劇中のヴラドとヴァイオレットの関係にも滲み出ている」と言わしめる。

 そんなヴリーズは、「エルはとても自然で美しい声を持っている。彼女の役作りのプロセスはまさにヴァイオレットの辿る道のりのようだ」とファニングの歌声を大絶賛。本作のエンディングでは、カーリー・レイ・ジェプセンと、ブリーチャーズ、FUN.のメンバーでもあるジャック・アントノフが本作のために書き下ろした「ワイルドフラワーズ」を歌っている。

 ファニングは、本作の撮影についても「本当に楽しかった! もう一度やりたいくらい!」と存分に楽しんだよう。今後、音楽活動をする可能性があるのかと聞かれると、「音楽の活動も楽しそうなので、NO(やらない)とは言わないです!」と語っている。(リアルサウンド編集部)

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