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映画『ヒノマルソウル』主題歌はMISIA 川谷絵音が作詞作曲

CINRA.NET

21/1/7(木) 12:30

映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』の主題歌が、MISIAの新曲“想いはらはらと”に決まった。

5月から公開される同作は、1998年の長野オリンピックで、スキーのテストジャンパーを務めた西方仁也の実話をもとに描くオリジナルストーリー。リレハンメルオリンピックで金メダルを目前にしながらも逃し、その後は膝の故障により代表の座を逃した西方仁也は、テストジャンパーとして長野オリンピックに参加するが、ラージヒル団体戦のメダルがかかった競技が猛吹雪により中断され、審査員から「テストジャンパー25人が全員無事に飛べたら再開する」という判断が下されるというあらすじだ。西方仁也役に田中圭がキャスティング。

同曲の作詞作曲は、川谷絵音(ゲスの極み乙女。、indigo la End、ジェニーハイ、ichikoro)が担当。川谷絵音がMISIAに同曲のデモを送ったことがきっかけで今回のコラボレーションが実現した。ともに長崎県出身である2人がコラボレーションするのは今回が初めて。

MISIAのコメント

長野オリンピックのあのジャンプの瞬間は、私もオンタイムで見ていました。
今回、映画で舞台の裏側を知ったことで、なぜ時間が経った今でも、あの瞬間が心に残っているか理由が分かった気がします。
エンドロールで「想いはらはらと」が流れた時は、選手の方々の話と重なり、胸がいっぱいになりました。
この曲を作詞、作曲してくださったのは、川谷絵音さん。
川谷さんが作ってくださったこの歌を初めて聞いた時は、本当に雪のように、歌が降り積もってきて、それによって心が溶けてきて素直な気持ちが現れてくるようだと感じ、はらはらと涙が出ました。
そしてこの歌を初めて歌った時、柔らかなメロディーと歌詞なのに、とても細やかに、また複雑に韻が踏まれていることに気づき、すごい方だなと思いました。
この歌の世界観を壊すことなく、そしてこの歌を聞いた方が私と同じように、はらはらと涙をこぼすような歌を歌えていたら嬉しいです。

川谷絵音(ゲスの極み乙女。、indigo la End、ジェニーハイ、ichikoro)のコメント

MISIAさんは長崎の大先輩であり、大尊敬するミュージシャンです。
そんな方に僕の弾き語りで作ったデモを送るという大汗しかかかない出来事を昨日のことのように覚えています。
そしてMISIAさんの歌が入った瞬間、曲が魂を持ちました。
その魂が映画「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」の中で弾けるんです。是非それを体感して欲しい。
音楽を続けていて良かった、本当に。

平野隆(企画プロデューサー)のコメント

この映画の主人公は、オリンピックという輝かしい舞台を、裏方として必死に支えた実在の人物です。
彼は、負けること、叶わないことを知り、自信を失ってしまうこともありました。
でも、選ばれなかったことを知る人こそ、他人が同じ思いをした時に、笑いかけ、そっと背中を支え、押す事ができる。
僕らがそんな想いで映画を作ったのと同じように、MISIAさんにも、社会の片隅にいる“舞台裏の英雄たち”への応援歌を、優しく力強く歌い上げて欲しいと思い、オファーしました。
この映画はコロナ禍に突入する直前まで撮影していました。春になり公開延期が決定。
そして今改めて聴くと、思い通りに行かない日々を過ごす僕たちのことさえも、そっとそっと背中を押してくれています。
そんな僕らを含め、今や“コロナ禍の人々”への応援歌のようにも聞こえます。

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