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「ドクター・ブルー」開幕、内博貴「医療関係者の方の大変さ感じた」

ナタリー

21/1/24(日) 4:00

「舞台『ドクター・ブルー』~いのちの距離~」取材会の様子。

「舞台『ドクター・ブルー』~いのちの距離~」が昨日1月23日に開幕。それに先がけて22日に公開ゲネプロと取材会が神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 ホールで行われた。

モトイキシゲキが脚本・演出、KYK医学研究所・医学博士の北村義弘が医療監修を務める本作は、未知の感染症に挑む感染医や若き医師、医療従事者たちの姿を描く“医療ヒューマンドラマ”。取材会には出演者の内博貴、松下優也、室龍太、吉倉あおい、黒田こらん、喜多乃愛、麻実れい、天宮良 、高島礼子が登壇し、意気込みを語った。

まず主演の内が「今日まで稽古をしてきまして、心のどこかで、もしかしたら公演が中止になるんじゃないかなという不安はあったんですけども、無事に初日を迎えられるということで、ホッとしております。キャスト・スタッフ一丸となって最後までしっかりとやり遂げられるようがんばります」と挨拶。続く松下は「僕は外科医ということで、感染症に対してみんなとは違った立場での葛藤がある役を演じさせていただいております」、室は「今日まで稽古をして、いよいよ初日を迎えられるのは、医療従事者の方々が日々闘ってくださっているからだと思っております。そういった気持を無駄にせず、今後も感染予防対策に気を付けながらがんばっていきたいと思います」と思いを語った。

記者から、「稽古を通じて、医療に対する気持ちに変化が生まれたか?」と問われた内は「大変さというものはやはり感じました。普段の生活をしていると医療関係の仕事に関して無知でしたから、この作品に触れることで、感染医の方のお仕事や研究の方がめったに表に出ないということも初めて知りました。でも、今この世の中で表に立って助けてくれているのは感染医の方々なんですよね。この作品を通じて、これまでわからなかったことがすごく勉強になりました」と真摯に答える。室も「医療の知識がない状態でしたので、医療監修の北村先生に医療器具の名前から使い方まで、何から何まで教えていただきました。医療従事者の方々がどんな思いで毎日を過ごしているのか、わからないことはまだまだありますが、稽古を通じて少しでも理解できるような状況になったのかなと思います」と語った。

最後に内が「まずは幕を開けたいと思っていたのがやれることになり、あとは我々が一丸となってやるだけかなと思っています。お稽古もしっかりしてきましたので、この姿を皆さんにお届けすることがこれから我々の役目だなと。応援していただけたらと思います」と思いを述べ、取材会は終了した。

公演は2月7日までKAAT神奈川芸術劇場 ホール、13・14日に愛知・御園座、26日から28日まで大阪・NHK大阪ホールにて行われる。

「舞台『ドクター・ブルー』~いのちの距離~」

2021年1月23日(土)~2月7日(日)
神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場 ホール

2021年2月13日(土)・14日(日)
愛知県 御園座

2021年2月26日(金)~28日(日)
大阪府 NHK大阪ホール

脚本・演出:モトイキシゲキ
医療監修:北村義浩(医学博士)
テーマ曲:松任谷由実「ノートルダム」(アルバム「深海の街」より)

キャスト

北里正秀(感染医):内博貴

水木一真(外科医):松下優也
原賢一郎(内科研修医):室龍太(関西ジャニーズJr.)
北村今日子(内科研修医):吉倉あおい

櫻井慶子(看護師長):黒田こらん
櫻井良美(櫻井の娘):喜多乃愛
大神時子(看護師):杉浦琴乃

ナンシー濱本(声楽家):麻実れい

立花雄輔(医療ケースワーカー):ヒデ(ペナルティ)
ロペス田島(病院施設長):冨岡弘
田所秀一(外科部長):大谷朗
田辺守(葬儀屋ハッピーエンド):石井智也

黒咲優(曙市市長):天宮良

雲母輝子(雲母病院院長):高島礼子
ほか

※麻実れいは特別出演。

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