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デヴィッド・リンチ監督自身が監修『エレファント・マン 4K修復版』7月公開

CINRA.NET

20/6/10(水) 8:00

©1980 BROOKSFILMS LTD

デヴィッド・リンチ監督の映画『エレファント・マン 4K修復版』が7月10日から東京・新宿ピカデリーほか全国で公開される。

『第53回アカデミー賞』作品賞を含む8部門にノミネートされた『エレファント・マン』は、19世紀のイギリス・ロンドンを舞台に「エレファント・マン」と呼ばれたジョゼフ・メリックの生涯と彼を取り巻く人々の交流を、実話をもとに描いた作品。エレファント・マンとして見世物小屋に立つジョン・メリック役をジョン・ハート、彼を研究対象として病院で預かるトリーヴズ医師役をアンソニー・ホプキンスが演じ、フレディ・フランシスが撮影監督として参加した。日本では1981年に公開され、同年の全公開作品の中で1位の配収を記録。

40周年を記念して公開される『エレファント・マン 4K修復版』は、デヴィッド・リンチ監督自身の監修によりデジタルリマスター化したもの。多数の映画館が再開したことへの祝意と来場者への感謝を込めて、鑑賞料金は1,100円均一になるとのこと。

発表とあわせて予告編、場面写真、ポスタービジュアルが公開。修正前と修正後の映像を使用した予告編には、ジョン・メリックが膝の上に頭を乗せる姿をはじめ、トリーヴズ医師が「痛みはあるかい? 両親は健在?」と質問するシーン、民衆に追い詰められたジョン・メリックが「僕は動物じゃない、僕は人間なんだ」と叫ぶ場面、トリーヴズ医師が涙を流す様子、正装したジョン・メリックが劇場で観劇する様などが映し出されている。

布を被ったジョン・メリックの姿が写し出されたポスタービジュアルには、「切なさに胸が締め付けられる――」というコピーが添えられている。
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