NHK朝の連続テレビ小説『おちょやん』から派生したスピンオフプロジェクト『おちょやん、道頓堀いるってよ』が始動する。

現在放送中の『おちょやん』は浪花千栄子の人生をモデルにした作品。大阪の貧しい家に生まれた少女が道頓堀での芝居に魅了され、女優を志す様を描く。喜劇女優として活躍し、やがて「大阪のお母さん」と呼ばれるようになる竹井千代役に杉咲花がキャスティング。脚本を『半沢直樹』『陸王』などの八津弘幸が手掛けている。

『おちょやん、道頓堀いるってよ』は、千代が物語の舞台である大正の大阪・道頓堀から令和の道頓堀界隈へタイムスリップし、束の間の「おいとま」を過ごす様子をフィルムに収めてミナミの文化と魅力を全国に発信していくもの。撮影に『おちょやん』のメインビジュアル撮影も担当し、国内外で幅広く活躍中の濱田英明を起用し、11月上旬に道頓堀川、戎橋、法善寺横丁、老舗喫茶店やたこ焼き店などを巡った。今後はメイキング映像を交えたPRスポットを放送するほか、局内外での写真展示会、おちょやんオフィシャルサイト、公式SNSでのオンライン写真展示会開催予定だ。

杉咲花のコメント

約100年前の大阪を生きる千代として、日本髪に着物、草履姿でいまの道頓堀の街を歩いた時間はとても新鮮でしたし、すれ違う方々に不思議そうに見られたりもして、ちょっぴり恥ずかしくもありました（笑）。個人的には喫茶店でおいしい食べ物をいっぱい注文して、食べられたことがうれしかったです（笑）。
あすから放送の始まる第4週は、お茶子として生きていくことを決心した千代のもとに.
父・テルヲが現れるところからスタートするという波乱の幕開けではありますが、そんな中でも千代の周りの人たちの優しさ、そしてその関係性を築いてきた千代自身の人としての強さ、温かさに背中を押してもらうことのできる、心温まる回だと思っています。
ご期待ください！