チャイムが鳴らず、教科書をほぼ使わない小学校映す記録映画「あこがれの空の下」公開
20/12/18(金) 21:45
「あこがれの空の下 ~教科書のない小学校の一年~」チラシ表
ドキュメンタリー「あこがれの空の下 ~教科書のない小学校の一年~」が、12月19日に東京・ユーロスペースで公開される。
チャイムが鳴らず、授業では教科書をほとんど使わないという東京・世田谷にある和光小学校に通う子供たちに1年間密着した本作。高橋惠子が語りを担当し、増田浩と房満満が監督を務めた。YouTubeで公開中の予告編には入学式の様子や、子供たちがいきいきと発言するさまが収められている。高橋、作曲家・三枝成彰、学習院大学特任教授で東京大学名誉教授でもある佐藤学、作曲家・岩代太郎のコメントは下記の通り。
高橋惠子(俳優)コメント
先生達の熱心さも伸びやかな子ども達の姿も手に取るように伝わってきました。命令されてではなく、「今なにをすべきなのか」自分で考えて行動する。思いやりや責任感はそうした中から育まれるのでしょう。子ども達を尊重する教育が、これからの豊かな世の中を創っていく事を期待しています。
三枝成彰(作曲家)コメント
生徒が自分の「好き」を見つけ、追及するのを後押ししてくれる空気が、ここにはある。昨今の“自粛”の世の中に、こんなに自由な学校があるということを、多くの人に知ってほしい。
佐藤学(学習院大学特任教授 / 東京大学名誉教授)コメント
子どもの創造性と子どもから学び続ける教師の創意を映像で開示したこの記録を、一人でも多くの教師と保護者に鑑賞していただきたい。
岩代太郎(作曲家)コメント
今から約10年前に卒業した和光小学校が、今も「答えのない疑問」に挑み続けている姿に、胸が熱くなりました。
(c)テムジン
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