ドキュメンタリー番組「キネマに捧げた50年～別府ブルーバード劇場～」が、11月1日24時55分より放送される。

番組では大分・別府市の温泉街に佇むレトロな映画館・別府ブルーバード劇場と3代目の館長である89歳の岡村照にスポットを当てる。

娯楽の多様化やシネコンの台頭で映画館が次々と姿を消す中、昭和24年から別府の映画文化の灯を守り続けてきた同劇場。しかし岡村が館長就任50年の節目の今年、新型コロナウイルスで長期休業を余儀なくされる。番組では「なんとかなる」がモットーの彼女が長年温めてきた夢の実現に向けて動き始めるさまと、何度も逆境を乗り越え、映画を愛し続ける岡村の魅力に追った。

語りを担当したのは斎藤工。制作を担当したテレビ大分のディレクター片山潤は、彼にオファーした理由を「斎藤工さんは何度もブルーバード劇場に足を運んでいて、照館長とも親交が深く、照館長が一番好きな俳優でもあるからです」と述べる。また番組の見どころについては「どんな時でも映画を愛する真っ直ぐな気持ちと笑顔で周りを幸せな気持ちにしてくれる、照館長の人柄」とコメントた。現在YouTubeでは同番組の告知映像が公開中だ。

NNNドキュメント'20「キネマに捧げた50年～別府ブルーバード劇場～」

日本テレビ系 2020年11月1日 24:55～25:25