芸術家が男の背中求める…アートになって世界巡る「皮膚を売った男」予告
「皮膚を売った男」ポスタービジュアル
「皮膚を売った男」の予告編がYouTubeで公開された。
本作は、当局の監視下にあり、国外へ出られなくなってしまったシリア難民のサムを主人公とする物語。予告編には彼が、偶然出会った世界的芸術家のジェフリーから「背中が欲しい」と告げられる様子を収録。恋人に会うため出国したいと考えていたサムは背中にタトゥーを入れ、アート作品となったことで世界中を移動できるようになる。
美術館で展示されるようになるサム役でヤヤ・マヘイニが出演。彼は本作での演技が評価され第77回ヴェネツィア国際映画祭のオリゾンティ部門で男優賞を受賞した。またモニカ・ベルッチがエージェント、ケーン・デ・ボーウがジェフリーに扮している。
カウテール・ベン・ハニアが監督を務めた「皮膚を売った男」は11月12日に東京のBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開。
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