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いま、最高の一本に出会える

「ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』」来日公演より。(Photo by Jun Wajda)

「ウエスト・サイド・ストーリー」来日公演が開幕、市村正親「とにかく楽しんで」

ナタリー

19/8/23(金) 18:07

「ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』」来日公演の本公演が、昨日8月22日に東京・IHIステージアラウンド東京で初日を迎えた。ステージナタリーでは、19日に行われたプレビュー公演の模様をレポートする。

幕が開くと、ステージ上にはニューヨーク・マンハッタンのウエストサイドを模したセットが立ち上がる。物語は、白人の移民で構成されたジェッツ、ヒスパニック系移民で構成されたシャークスの2グループが路地裏で争うシーンからスタート。キャストたちは息の合った群舞で、グループ間の激しいぶつかり合いを表現した。

ジェッツ側の勢力に加わった主人公のトニーは、ダンスパーティーでシャークスのリーダー・ベルナルドの妹マリアと恋に落ちる。引き裂かれる2人だったが、トニーはマリアを忘れられず、彼女の名前を何度も繰り返すナンバー「マリア」を熱唱。はち切れそうな恋心を乗せ、甘い歌声を響かせた。

トニーとマリアが人目を忍んで再会するシーンでは「トゥナイト」をデュエットで披露。2人が逢瀬するベランダのセットが客席側にせり出すと、幕に投射された映像と劇場の舞台機構が連動し、2人が夜空へ上昇していくような演出が披露される。マンハッタンの夜景をバックに2人が互いへの愛を歌いあげると、観客からは盛大な拍手が送られた。

なお8月22日には、映画版「ウエスト・サイド・ストーリー」でベルナルド役を演じたジョージ・チャキリスと、過去に舞台版でベルナルド役を演じた市村正親が会場に駆けつけた。

チャキリスは、「『ウエスト・サイド・ストーリー』はたくさん上演されていますが、360度の劇場での上演は初めてなので、どういうものか楽しみに来日しました。ベルナルドを演じた私としては、今回、知り合いがやっているのを観るのも楽しみです」とコメント。市村は「僕はチャキリスと会っただけで大感動」と感慨を述べ、今公演について「大きい規模の素晴らしい作品。とにかく楽しんでいただきたいです」と観客にメッセージを送った。

1957年初演の「ウエスト・サイド・ストーリー」は、脚本をアーサー・ローレンツ、音楽をレナード・バーンスタイン、作詞をスティーブン・ソンドハイム、原案と初演時演出・振付をジェローム・ロビンスが手がけたミュージカル。今回の来日公演では、円形の客席が360°回転するIHIステージアラウンド東京のためにデイヴィッド・セイントが新たに演出を施し、振付リステージングをフリオ・モンヘが担当する。公演は10月27日まで。

「ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』」来日公演

2019年8月19日(月)~10月27日(日)※8月19・20日はプレビュー公演。
東京都 IHIステージアラウンド東京

原案・初演時演出・振付:ジェローム・ロビンス
脚本:アーサー・ローレンツ
音楽:レナード・バーンスタイン
作詞:スティーブン・ソンドハイム
演出:デイヴィッド・セイント
振付リステージング:フリオ・モンヘ

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