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加入から2年で待望の初CDリリース! DEEP SQUADの新メンバー3人に聞く“変わりゆくもの変わらないもの”

ぴあ

DEEP SQUAD(左から宇原雄飛、杉山亮司、比嘉涼樹) 撮影:川野結李歌

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3人のコーラスグループだったDEEPが、2019年に開催したオーディションで12000人の中から選ばれた3人を新たに迎え入れ、“DEEP SQUAD”を結成してから2年。新体制になってから初めてのCDリリースとなる『変わりゆくもの変わらないもの』について、新メンバーの3人に話を聞いた。



――新メンバーの3人は、加入から2年、デビューから1年が経ちました。これまでの心境の変化を教えてください。

宇原 僕は高校を卒業するタイミングで大阪から上京してきたんですが、当時は右も左も分からない状態でした。いろんな壁にぶつかって悩んだりもしたんですが、今となってやっと地に足がついたのかなと思っています。新メンバーである3人はもちろん、DEEPのお三方とも仲良くさせていただいて、いい関係性で活動ができているのかなと思っています。僕は最年少なので、最年長のメンバーであるYUICHIROさんとは20歳も年齢差があるんですが、みなさんと本当にラフにお話をさせていただいていて、すごく居心地がいいんです。

DEEP SQUAD 宇原雄飛

杉山 デビューしてから、コロナ禍だったこともあり、できることもできなくなってしまうような環境だったんです。でもそのピンチをチャンスにする思考の変化もありましたし、なによりも自分を磨く時間がしっかりとあったからこそ、成長できたんじゃないかなと思っているんです。これからも、より勢いをつけてたくさんの人に知ってもらえるように成長したいなと思っています。

DEEP SQUAD 杉山亮司

――おふたりから見て、杉山さんのどんなところが成長したと思いますか?

比嘉 歌も変わったし、とにかく垢抜けましたよね。

杉山 嬉しいな~。

宇原 ジムでみんなでトレーニングをするようになったしね。3人とも、垢抜けたと思います。

――たしかに、この1年は変化しなくてはならない年だったのかもしれないですね。

比嘉 そうですね。あとは、思うように活動ができないことを逆手に取り、SNSに力を入れてきました。そうすることで、新たな武器もできましたし、レッスンを受ける時間が増えて、パワーアップした1年だったのかなと思っています。

DEEP SQUAD 比嘉涼樹

――おふたりから見て比嘉さんはどこが成長したと思いますか?

宇原 髪型ですね。今が一番似合っていると思う(笑)。

杉山 本当にそう思うよね。

宇原 前は赤髪の短髪だったもんね。今の方が絶対カッコいいよ。

比嘉 もしかしたらまた急に坊主にするかもしれない(笑)。

杉山 あはは。それに歌もすごく成長しましたし、お互いみんなが指摘し合って、成長できたんじゃないかなと思っています。

――宇原さんについては、おふたりから見てどこが成長したと思いますか?

杉山 雄飛は20歳になってお酒を飲めるようになったんだよね。

比嘉 そこが変化としては一番大きいかもしれないです。とはいえ、今は外でも飲めないので、3人で、家に集まって20歳になったことを軽くお祝いしたんです。

杉山 あとは、最近は子供っぽさが抜けてきて、ちょっと調子乗っているところもあるかも…(笑)。大人っぽくなって、色気が増したよね。

――それはたくさんのお兄さんに囲まれていたからこそ出てきたものですか?

宇原 そうですね。やはり20歳差もある人たちと常に行動していると、他の20歳よりは大人の勉強ができているんじゃないかなと思っています。

比嘉 でも、普段一緒にいるときは末っ子らしいかわいらしいところはあるんですよ。

杉山 なので、“大人になっちゃって……”という感じですね(笑)。


初めてのソロバージョンで気がついたこと

――デビューしてから1年の間に配信は何度もしてきたと思うのですが、新曲『変わりゆくもの変わらないもの』は、初めてのCDリリースになりますよね。

宇原 はい。この世界に入る前から、CDリリースは夢だったので、その機会をいただけてすごく嬉しいですし、『劇場版 抱かれたい男1位に脅されています~スペイン編~』という、すごく素敵なタイアップもいただいたので、ぜひこの機会に僕たちを知ってもらいたいなと思っています。

比嘉 この原作や映画を好きな人からしたら、主題歌をどんな人が歌っているんだろうと思うでしょうし、その作品を愛している人には、絶対にその気持ちを分かってほしいと思うはずなんです。なので、僕らも原作を読ませていただき、映画も観させていただく中で、作品を深く理解して、僕らなりの表現ができたらいいなと思っています。

――原作の印象はいかがでしたか?

比嘉 すごく楽しく読ませていただきました。最初は刺激の強いシーンに驚きましたが、次第に主人公ふたりの恋物語を見守っていきたくなるんです。本当にこの作品の面白さが伝わってきたのと同時に、この曲の歌詞に、より色がついた気がしたんですよ。

杉山 僕もこの作品の世界にすごく引きこまれていきました。映画の中に「この世界は切ないけど綺麗で」という一文があるんですが、歌詞にも同じような言葉が綴られているんです。映画を観てくださった方には、この曲を聴いたら、あのときの心情を歌っていることが分かってもらえると思います。

――どんなMVになりそうですか?

宇原 今回は僕のお芝居も入る予定なんです。これから撮影なのですが、かなりその演技力が試されそうなので、今からドキドキしています。

――シングルには、メンバー6人のソロバージョンも収録されますよね。

宇原 僕自身、ずっとソロに挑戦してみたいと思っていたので、今回こういった機会をいただけて、かなり気合いを入れてレコーディングさせていただきました。後から聴いてみると、自分のいい部分も悪い部分もしっかりと見えましたし、6人がこの曲を歌うからこそ、自分の個性が発揮されるんだなとあらためて感じたんです。

杉山 僕自身もソロでレコーディングするのは初めてでしたし、自分のアーティスト人生の中でソロ音源を作ることはひとつの目標だったので、すごくいい挑戦となりました。1曲通してひとりで歌うと、よりアクセントや強弱のつけ方が大事になってくるんですよね。そこに重点を置いて歌うことは、すごく勉強になりました。6人のソロを聴き比べると、こんなにも違うんだなということを感じてもらえると思います。

比嘉 ひとりで歌うとなると、グループで歌うときよりも自由には歌えますが、完結させるのが難しいので、大変でしたが楽しかったですね。それに、6人のコーラスグループなので、メンバー全員がメインボーカルを取ることができるんです。それは本当に強みなんだなと思いました。

――ありがとうございました。では最後に、『変わりゆくもの変わらないもの』にかけて、みなさんが変わりたいものと、変わりたくないことを教えてください。

宇原 歌はどんどん変化していきたいですね。僕はデビューする前から、“楽ではないが楽しい道”という言葉をモットーに、しんどいと思う道も頑張ってきたんです。その気持ちは変わらず、歩み続けていきたいですね。

杉山 僕も音楽的な面では変化していきたいですね。たとえば、僕がプロデュースした曲をDEEP SQUADで歌うということはいつかやってみたいです。そして、初心と感謝の気持ちはずっと忘れずにいたいですね。

比嘉 僕は、ハンバーグカレーとプリン、コーラが大好きなんです。なので、これからどんなことがあっても、この3つは食べ続けていきたいですね!

杉山 良い目標だね(笑)。

比嘉 これから、胃が負けてくる可能性もあるので、そうならないように、健康面に気をつけた生活をしていきたいと思います!

一同 (笑)

取材・文:吉田可奈 撮影:川野結李歌

『変わりゆくもの変わらないもの』
10月13日(水)発売

DEEP SQUAD Billboard Live 2021“Christmas Present”
【ビルボードライブ横浜】
12/20(月) 1stステージ 開場14:30 開演15:30/2ndステージ 開場17:30 開演18:30
【ビルボードライブ大阪】
12/22(水) 1stステージ 開場14:30 開演15:30/2ndステージ 開場17:30 開演18:30

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