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宇多丸が発案&三沢和子とトークも 森田芳光特集上映に『失楽園』など28本

CINRA.NET

18/9/21(金) 19:16

©2003 磯田道史/新潮社 ©2010「武士の家計簿」製作委員会

特集上映『2018年の森田芳光―森田芳光全作品上映&史上初!ライムスター宇多丸語り下ろし―』が、11月3日から東京・池袋の新文芸坐で開催される。

2011年に逝去した映画監督の森田芳光を特集する同イベントは、宇多丸(RHYMESTER)による企画。森田監督作品の上映に加えて、上映後には毎回宇多丸と、森田作品のプロデューサーで監督の夫人でもある三沢和子によるトークイベントが行なわれる。

上映作品には『の・ようなもの』『家族ゲーム』『それから』『(ハル)』『失楽園』『間宮兄弟』『武士の家計簿』など28本がラインナップ。チケットの一般販売は明日9月22日10:00からスタートする。上映スケジュールなどの詳細は新文芸坐のオフィシャルサイトで確認しよう。5作品鑑賞者には特典として『の・ようなもの』のフィルムしおりを配布。

宇多丸(RHYMESTER)のコメント

2011年に急逝するまでの約30年間、自主制作の実験精神を保ったまま、日本映画界のトップ監督としてキャリアを更新し続けた森田芳光。
ただし、全作に彼ならではの先進的なコンセプトが込められているからこそ常にスリリングだったモリタ映画ですが、それゆえ作品によっては、時代に先駆け過ぎていたりアイデアが先走っていたりで、十分な評価や理解が得られているとは言い難いものも多々残されている、というのが現状だと思います。そこで今回の連続上映。森田作品のプロデューサーであり監督の奥様でもある三沢和子さんの貴重なお話をうかがいつつ、「今」の視点からそのフィルモグラフィを見つめ直し、前述のギャップを出来る限り埋めてゆくことで、森田芳光というこの稀有な映画作家の全体像に、改めて迫ろうというみです。
聴き手役を仰せつかり、その歴史的重責に震えております……!

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