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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

海外映画取材といえばこの人! 渡辺麻紀が見た聞いた! ハリウッド アノ人のホントの顔

ガイ・リッチー

連載

第7回

19/5/28(火)

『アラジン』のLAプレミアでウィル・スミスと大盛り上がり

─── 今回は6月7日に『アラジン』が公開されるガイ・リッチー監督です。最近は過去作の実写化くらいしかやってないディズニーのそのカテゴリーの最新作ですが、それにしてもディズニー×ガイ・リッチーという組み合わせはちょっと意外でした。

渡辺 ディズニーが得意とする“ファミリー”や“ラブ”を基本、描かない人ですからね。彼の描く“ファミリー”は“男子同士の仲間”で、“ラブ”も“友情”の場合が多く、ジャンルで言うと圧倒的に犯罪映画が多い。唯一のラブストーリーが、当時の奥さんだったマドンナを主人公にした『スウェプト・アウェイ』(02)。イタリアのリナ・ウェルトミューラー監督の『流されて…』(74)のリメイクだけど、いろんな意味でダメだった。怖そうな奥さんに言われて作ったにちがいないんですが、この1本で男女の恋愛ものには向かないことを悟っちゃったんじゃないでしょうか? 以来、ストレートな男女のラブストーリーは1本も作ってない。

2000年に結婚(08年に離婚)したマドンナとの関係がなんとなく伝わる1枚

─── 『アラジン』もラブを売りにしているものの、ストレートなラブストーリーではないですけどねえ。

渡辺 リッチーが得意とするのはバディものですから、これがアラジンと魔法使いジーニーのバディものになっていれば、それはそれでまた面白そうですけど、どうなんでしょうね。ただ、ディズニーが彼のビジュアルセンスを買ったとしたなら、期待できるんじゃないですか? あのおなじみの『シャーロック・ホームズ』も、リッチーは『シャーロック・ホームズ』(09)、『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』(11)として、原作どおりの時代設定にもかかわらず、スタイリッシュかつ現代的に翻案していましたから。

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